- PlayStation®特集
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上川隆也
- 真山りか
- KEYTALK
- 鷲尾伶菜
誕生から22年が経つ今も、世界中の人々を魅了し続けているゲーム機PlayStation®。最新機種のPlayStation®4は、2017年1月1日時点で世界累計販売台数5340万台を突破し、歴代最速のペースで全世界に広がっている。また、昨年発売されたPlayStation®VR(PSVR)も、最新技術を余すことなく搭載したVRゲームの楽しさに注目が集まり、今もなお販売されるや否や売り切れるほどの人気だ。
ナタリーでは、そんなPlayStation®の魅力を伝えるべく特集を展開している。第2弾ゲストとして迎えたのは、「黎明期からゲームの変遷を見てきた」という上川隆也。お気に入りのソフトをプレイしてもらったほか、ゲームの楽しみ方や存在意義まで幅広く話を聞いた。
取材・文 / 小澤康平 撮影 / 後藤壮太郎 動画編集 / 上山陽介
上川隆也が「人喰いの大鷲トリコ」をプレイ!
上川が選んだ1本はPlayStation®4用ソフト「人喰いの大鷲トリコ」。この作品は、「ICO」「ワンダと巨像」で知られるゲームデザイナーの上田文人が手がけたアクションアドベンチャーだ。上田のファンであるという上川は同作の発売を心待ちにしていたという。
すでに「人喰いの大鷲トリコ」をクリア済みであるという上川。今回は少年と大鷲トリコが出会う序盤のシーンをプレイしてもらった。背筋をピンと伸ばし、一言も発さずに手慣れた様子でストーリーを進めていく一方、傷付いたトリコの体をなでるなど丁寧なプレイも見せる。そんな上川の腕前に、現場にいた宣伝担当スタッフからは思わず「おおー」と驚きの声が。上川に2周目を考えているかを聞くと「時間さえあればすぐに取りかかりたいです。今日はいい予行練習になりました」と笑顔を見せた。
PlayStation®VR初体験
PlayStation®VRは、ヘッドセットを装着することでプレイヤーの360度全方向に3D空間が出現するバーチャルリアリティシステムだ。上川にはPlayStation®VR用ソフト「PlayStation VR WORLDS」を体験してもらった。このソフトには人喰いザメと遭遇するダイビングシミュレーション「Ocean Descent」や、武装したマシンに乗り込みダンジョンを探索していくアクション「Scavengers Odyssey」など5つのコンテンツが収録されている。
上川がプレイしたのは、ロンドンギャングの一味となってカーチェイスや銃撃戦を繰り広げる「The London Heist」。上川は初めてのVR体験に驚きながらも、操作に関してはすぐにコツをつかんだようで、初心者とは思えない腕前を見せつける。ステージのクリア後に感想を問うと「今まで家庭で味わえなかった世界が広がるという意味では、ファミリーコンピュータが家にやって来たときに近いカルチャーショックを感じます」と述べ、「これまでは画面と指先だけでつながっていたゲーム世界と、今僕は首や体も使ってリンクしたわけですよね。革新的な体験と言わざるを得ません」と興奮気味に語った。