「キングダム ハーツIII」×石田ニコル|憧れはカイリ、性格はナミネ!ゲーム好きモデルが痛快アクション語る

自分が何回泣くかが気になる

──では「キングダム ハーツIII」の話を聞かせてください。プレイしてみていかがでしたか?

石田ニコル

予約してるソフトなのでプレイするのがすごく楽しみだったんですけど、やっぱり映像は格別でした。バトルの派手な演出は観ているだけで楽しいし、キーブレードの変形も見逃せない。壁を登れるのも今作からの新要素ですよね。ここまでいろいろな要素が組み合わさってのアクションは痛快で、前作にはなかったと思います。あとやっぱりソラの表情はよく動いた!

──今日プレイしているのを観ていても、細かいところに目が行くプレイスタイルであることが伝わってきました。

そうですね。宝箱も1つも見逃したくないと思ってやっていました。カットシーンでソラたちが大事な会話をしているんですけど、それを聞きつつも後ろに映った宝箱がすごい気になっちゃって(笑)。

──「早く取りたい」って言いながらプレイしてましたもんね(笑)。アクションについてはいかがでした?

過去作は私が小学生のときにプレイできてたくらいなので、アクションの操作は難しくない印象だったんですけど、今作でも同じように操作は簡単でした。私は基本的に前に出るバトルスタイルで、相手が強いときは後ろに下がって魔法を出し続けるんです。前線はドナルドとグーフィーに任せる感じで(笑)。敵によって戦い方を変えられるのは、操作が簡単だからこそなのかなと。あとは技の種類が多くてワクワクしました。

──ドナルドと一緒に回ったり、グーフィーを投げたりする連携技を繰り出してました。

「キングダム ハーツIII」

グーフィーを投げてるのには笑いました。各ワールドに登場するキャラクターと仲間になって、いろんな連携技を出せると思うので、早く観てみたいです。

──特にどのキャラクターが気になっていますか?

「塔の上のラプンツェル」が大好きなんです。だからユージーンやパスカルが出てきたらすごくうれしいですね。

──これまでのシリーズをプレイしてきたファンとして、「キングダム ハーツIII」に期待してることを教えてください。

XIII機関との対立がどういう結末を迎えるのかに注目してます。あとは少しプレイしただけで「ヤバい!」ってことがわかったので、自分がどこまで感動できるんだろうということに対してのワクワクがすごいです。

人間の「光と闇」を理解してプレイすると感じ方が違う

──シリーズを通してお気に入りのキャラクターはいますか?

アクセルが一番好きです。ノーバディが好きなんですよね。心がないにもかかわらず、仲間を大事にするところにグッときちゃう。あとはやっぱり仲間のために闇の世界に行ったリクはイケメンですね。

──共感できたり、自分に似てると思う人物はいます?

石田ニコル

えー、誰だろう。全員に対して「その気持ちわかるよ!」と思いながらプレイしているので、特別このキャラクターに感情移入しているというのはないかもしれないです。でもソラとリクにあんなに大事にされてるカイリはうらやましいなあ。似てるというか、カイリに憧れてはいますね。たぶん性格的にはナミネのほうなんですけど(笑)。

──「キングダム ハーツ」「キングダム ハーツII」で印象的なシーンはありますか?

ロクサスの「俺の夏休み、終わっちゃった」っていうセリフには号泣でした。「キングダム ハーツIII」でも、自分が何回泣くかは気になるところです(笑)。「キングダム ハーツ」シリーズってディズニーのワールドが出てきたり、アクション操作が簡単な一方で、全体のストーリーはすごく入り組んでますよね。私、いまだに100%は絶対理解していないですもん。

──登場キャラクターも多いですし、「光と闇」の関係性も難しいですよね。

「キングダム ハーツIII」

ですよね。でもそこが大人も入り込める魅力的な要素だと思います。映画やドラマと違い自分でキャラクターを操作する形で物語が進んで行くと、キャラクターの細かい感情まで見えてくる。そこにノーバディやハートレスが絡んでくることで、いろいろな解釈ができる複雑なストーリーが生まれて。

──なるほど。

小さい頃はディズニーを入口としてやっていたけど、大人になって人間の光と闇を理解したうえでプレイすると感じ方が違いますよね。闇を抱えた敵キャラクターにも感情移入できたり。すごく奥深いゲームだなと。

ゲームで戦いすぎて「型が完璧!」

──Instagramで仕事の合間に携帯ゲームをされている投稿を見ました。ゲームをやっていることがモデルや女優業にプラスに働いたことはありますか?

ゲームの世界からインスピレーションを受けることはありますね。このキャラクターのようになりたいとか、この髪型かわいいなとか。そういう世界観を知っていることが、非現実の世界を表現したいときに役立つことはあります。プライベートな話だと、この前2年ぶりくらいにキックボクシングに行ったんですけど、ゲームで戦いすぎて「型が完璧!」と言われました(笑)。

──モデルさんや女優さんの友達と一緒にゲームをすることもあります?

コミュニケーション能力が高くないので、あまり友達がいないんです……(笑)。でも一緒にゲーム番組をやっていた方とゲーム内でもフレンドだったりするので「オンになってるな」と思ったりします。番組で一緒になったときに「ゲーム好きなんだ!」って知ることはあるので、仲良くなりたい方はいっぱいいるんですけど。

──今後、芸能界でもゲーム友達ができるといいですね。

はい。最近はありがたいことにゲームのお仕事をさせていただく機会が増えてきたので。今自分は特別ゲームのことが詳しいわけではないですけど、今後はどんどん範囲を広げていきたいという意思があります。ゲームをたくさんプレイして、深みにハマっていきたいですね。

石田ニコル
「キングダム ハーツIII」
2019年1月25日(金)発売
販売元:スクウェア・エニックス
対応機種:PlayStation®4 / Xbox One
「キングダム ハーツIII」

アクションRPG「キングダム ハーツ」シリーズのナンバリング3作目。2002年にリリースされた「キングダム ハーツ」から続いてきた物語“ダークシーカー編”の完結編となる。「トイ・ストーリー」「アナと雪の女王」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ベイマックス」などディズニーの作品を舞台としたワールドが多数登場。過去シリーズでも楽曲提供を行ってきた宇多田ヒカルの「誓い」がエンディングテーマソングとして書き下ろされた。

宇多田ヒカル「Face My Fears」
2019年1月18日(金)発売 / EPICレコードジャパン
宇多田ヒカル「Face My Fears」

[CD] 1400円
ESCL-5150

Amazon.co.jp

収録曲
  1. Face My Fears (Japanese Version)
  2. 誓い
  3. Face My Fears (English Version)
  4. Don't Think Twice
石田ニコル(イシダニコル)
1990年5月29日生まれ、山口県出身。2010年に「神コレモデルオーディション2010」で3621名の中からグランプリを獲得し、現在は雑誌sweet、Gina、BAILA、25ansなどでモデルとして活躍中。2011年には北川景子や向井理が出演した映画「パラダイス・キス」で女優デビューを果たした。2019年5月31日に出演作「パラレルワールド・ラブストーリー」の公開を控えている。