ディズニープラスでは、ハロウィーンシーズンに向けて自宅で楽しめる映画を特集。「アラジン」「白雪姫」といった定番アニメーションから、「マレフィセント」「101」などの実写作品まで人気作がそろっている。この記事では、魅力的なヴィランズとその仲間たちをフィーチャー。あなたはどんな“悪”に惹かれる?
文 / 金須晶子
ディズニー作品に登場する悪役の総称、ディズニーヴィランズ。彼・彼女らは主人公の邪魔ばかりするにもかかわらず、なぜ多くの人に支持されるのだろうか? 残忍な言動で“憎むべき存在”と捉えるのが自然なヴィランズだが、その実とても人間味にあふれ、強い信念を持ち、完全な悪とは言い切れないことも。
砂漠の王国アグラバーに暮らす、貧しくも清らかな心を持った青年アラジン。偶然手に入れた魔法のランプをこすると、3つの願いごとを叶えてくれる陽気な魔神ジーニーが飛び出した。アラジンは王女ジャスミンと協力し、王位を狙う邪悪なジャファーの野望を打ち砕くべく立ち向かう。
口が達者なお調子者イアーゴ
ジャファーに忠実なオウム。声まねで人々をだますのが得意で、アラジンからランプを盗むなど悪事を働く。ジャファー以外の前ではただのオウムのふりをするが実際は流暢にしゃべれて、国王に「風船オヤジめ!」と悪態をつくことも。
心優しい白雪姫。その美しさを妬む継母の女王から命を脅かされ、森の奥深くに逃れた白雪姫は、7人の小人たちと出会う。彼らと友情を育む中、老婆に姿を変えた女王がやって来て、白雪姫に毒リンゴを食べさせてしまう。
世界一の美貌を自負女王(魔女)
「鏡の中に閉じ込められた男よ、この世で最高に美しい女は?」──魔法の鏡が「白雪姫」と答えると、それを許せず白雪姫を殺めようとたくらむ高慢な継母。部下が任務に失敗し、自ら手を下そうと毒リンゴを作る。
忠誠心<憐れみ狩人
女王の家臣。命令により白雪姫を殺害しようとするが、良心の呵責に耐えかねて白雪姫を森の奥に逃がす。
オーロラ姫の誕生会に自分だけ招かれなかった魔女マレフィセントは「16歳の誕生日に糸車で指を刺して深い眠りに落ちる」と姫に呪いの言葉を贈る。16歳になったオーロラ姫は、森で偶然フィリップ王子と出会い恋に落ちた。しかしマレフィセントの呪いが実現してしまい……。
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マレフィセントの過去と秘密にフォーカスした「眠れる森の美女」の知られざる物語。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、ディアヴァルをサム・ライリーが演じた。
ある日の午後、あわてて走っていく白うさぎのあとを追いかけるうち、アリスは深い穴に落っこちる。そこには双子のトゥイードル・ダムとトゥイードル・ディー、チェシャ猫、マッドハッター、三月うさぎ、眠りねずみといった住民たちが待ち受ける、これまでの常識が通用しない奇妙な世界が広がっていた。
怒りっぽい暴君ハートの女王
トランプのハートがモチーフ。いつもいばっていて、ことあるごとに「首をはねよ!」と怒り出す。フラミンゴをクラブ、ハリネズミをボールに見立てて行うスポーツ・クロッケーの試合にアリスを誘うもズルばかり。
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約10年ぶりに“あの”不思議な世界に迷い込んだアリスの冒険ファンタジー。ティム・バートンが監督を務めた。