ディズニープラスでハロウィーンに観たい映画特集|魅惑のヴィランズと悪の仲間たちがハロウィーン気分を盛り上げる!

ディズニープラスでは、ハロウィーンシーズンに向けて自宅で楽しめる映画を特集。「アラジン」「白雪姫」といった定番アニメーションから、「マレフィセント」「101」などの実写作品まで人気作がそろっている。この記事では、魅力的なヴィランズとその仲間たちをフィーチャー。あなたはどんな“悪”に惹かれる?

文 / 金須晶子

What's Villains?

ディズニー作品に登場する悪役の総称、ディズニーヴィランズ。彼・彼女らは主人公の邪魔ばかりするにもかかわらず、なぜ多くの人に支持されるのだろうか? 残忍な言動で“憎むべき存在”と捉えるのが自然なヴィランズだが、その実とても人間味にあふれ、強い信念を持ち、完全な悪とは言い切れないことも。

Lineup & Villains

「アラジン」(1992)

「アラジン」キーアート

砂漠の王国アグラバーに暮らす、貧しくも清らかな心を持った青年アラジン。偶然手に入れた魔法のランプをこすると、3つの願いごとを叶えてくれる陽気な魔神ジーニーが飛び出した。アラジンは王女ジャスミンと協力し、王位を狙う邪悪なジャファーの野望を打ち砕くべく立ち向かう。

ジャファー

手段を選ばない野心家ジャファー

アグラバーの国務大臣。得意の催眠術で人々を惑わせる。王国の“No.2”で、国王に仕える身分でありながら、魔法のランプを手に入れて王位に就こうと画策する。

左からジャファー、イアーゴ。

口が達者なお調子者イアーゴ

ジャファーに忠実なオウム。声まねで人々をだますのが得意で、アラジンからランプを盗むなど悪事を働く。ジャファー以外の前ではただのオウムのふりをするが実際は流暢にしゃべれて、国王に「風船オヤジめ!」と悪態をつくことも。

「白雪姫」(1937)

「白雪姫」キーアート

心優しい白雪姫。その美しさを妬む継母の女王から命を脅かされ、森の奥深くに逃れた白雪姫は、7人の小人たちと出会う。彼らと友情を育む中、老婆に姿を変えた女王がやって来て、白雪姫に毒リンゴを食べさせてしまう。

世界一の美貌を自負女王(魔女)

「鏡の中に閉じ込められた男よ、この世で最高に美しい女は?」──魔法の鏡が「白雪姫」と答えると、それを許せず白雪姫を殺めようとたくらむ高慢な継母。部下が任務に失敗し、自ら手を下そうと毒リンゴを作る。

忠誠心<憐れみ狩人

女王の家臣。命令により白雪姫を殺害しようとするが、良心の呵責に耐えかねて白雪姫を森の奥に逃がす。

「眠れる森の美女」(1959)

「眠れる森の美女」キーアート

オーロラ姫の誕生会に自分だけ招かれなかった魔女マレフィセントは「16歳の誕生日に糸車で指を刺して深い眠りに落ちる」と姫に呪いの言葉を贈る。16歳になったオーロラ姫は、森で偶然フィリップ王子と出会い恋に落ちた。しかしマレフィセントの呪いが実現してしまい……。

マレフィセント

孤高なる悪マレフィセント

邪悪な魔力を持ち、オーロラ姫に呪いをかける。姫を助けに来た王子と戦うシーンでは、火を吐く巨大なドラゴンに変身。

左からマレフィセント、ディアブロ。

唯一の理解者ディアブロ

マレフィセントに忠誠を尽くすカラス。隠れて暮らしていたオーロラ姫の居場所をいち早く見つけるなど、マレフィセントの右腕のような存在。

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マレフィセント」(2014)

「マレフィセント」キーアート

マレフィセントの過去と秘密にフォーカスした「眠れる森の美女」の知られざる物語。マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、ディアヴァルをサム・ライリーが演じた。

マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)

マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)

左からディアヴァル(サム・ライリー)、マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)。

ディアヴァル(サム・ライリー)

「ふしぎの国のアリス」(1951)

「ふしぎの国のアリス」キーアート

ある日の午後、あわてて走っていく白うさぎのあとを追いかけるうち、アリスは深い穴に落っこちる。そこには双子のトゥイードル・ダムとトゥイードル・ディー、チェシャ猫、マッドハッター、三月うさぎ、眠りねずみといった住民たちが待ち受ける、これまでの常識が通用しない奇妙な世界が広がっていた。

ハートの女王

怒りっぽい暴君ハートの女王

トランプのハートがモチーフ。いつもいばっていて、ことあるごとに「首をはねよ!」と怒り出す。フラミンゴをクラブ、ハリネズミをボールに見立てて行うスポーツ・クロッケーの試合にアリスを誘うもズルばかり。

ハートの王様

女王の機嫌が最優先ハートの王様

小心者な王様。ハートの女王の周りをちょこちょこ動き回り、顔色をうかがっている。

トランプ兵

女王の言うことは絶対トランプ兵

従順な家来たち。間違えて白バラを植えてしまい赤いペンキで塗ってごまかすなど、首はねを回避しようと必死。

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アリス・イン・ワンダーランド」(2010)

「アリス・イン・ワンダーランド」キーアート

約10年ぶりに“あの”不思議な世界に迷い込んだアリスの冒険ファンタジー。ティム・バートンが監督を務めた。

赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)

赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)