ソアリンのバックグラウンドストーリー
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」の舞台は、空を飛ぶという人類の夢をたたえる博物館“ファンタスティック・フライト・ミュージアム”。この博物館では、飛行の研究に情熱を注ぎ、未来を夢見て努力し続けた女性カメリア・ファルコの生誕100周年を祝う特別展が開催されている。「イマジネーションや夢見る力があれば、時空を超え、どこにでも行くことができる」と信じていたカメリア。彼女が仲間とともに開発した空飛ぶ乗り物“ドリームフライヤー”に乗り込んだゲストは、壮大な空の旅へといざなわれる──。
はじめに2人は東京ディズニーシー︎のシンボル、アクアスフィア前にやって来た。早朝の撮影にもかかわらず気合い十分。まだ見ぬアトラクションへの期待を大きくふくらませながら、パーク内へと進んで行く。エントランスを抜けると、南ヨーロッパの古きよき港町をモチーフとした「メディテレーニアンハーバー」の景色が広がる。このエリアの丘にそびえ立つ荘厳な建物が「ソアリン:ファンタスティック・フライト」だ。
パークに響き渡るカンツォーネの音色に合わせて口パクするなど、2人は異国情緒を存分に味わいながら「ソアリン:ファンタスティック・フライト」へと続く坂道を登る。朝早いことをスタッフが心配すると、ヒャダインの「僕、朝強いんですよ」という頼もしい言葉に、すかさず千葉が「ジジイだからね!」と言葉を挟む、仲が良いゆえのやり取りも。そして建物の前にたどり着くと、2人はドーム状の青い屋根と真っ白な壁の鮮やかさに息をのんでいた。
門をくぐると、クラシックな雰囲気の庭園が2人をお出迎え。階段を降りた先には広場があり、レオナルド・ダ・ヴィンチら飛行に情熱を捧げた先人たちの肖像画が飾られている。館内ロビーでは、初代館長でカメリアの父であるチェッリーノ・ファルコの写真など、博物館の歴史にまつわる品々が目に入った。
ロタンダと呼ばれる円形の広間では、博物館の常設展が行われている。世界の人々の飛行への夢が描かれた8枚の壁画や、歴史・生物学・考古学・技術のカテゴリーに分けて展示された常設コレクションを隅々まで見て回る2人。ヒャダインは「これなら待ち時間も楽しめる!」と目を輝かせ、千葉は「凧だ!」と日本の伝統的な展示物に食いついた。そして特別展のギャラリーへ進むと、ある“サプライズ”が起こる。千葉とヒャダインも目を丸くした驚きの仕掛けは、実際に来場してみてのお楽しみだ。
ついにやって来た乗車のとき。ドリームフライヤーに乗り込み、ナレーションの「ボンビアッチョ!(よい旅を)」という言葉を受け、2人の期待は最高潮に。次の瞬間、ドリームフライヤーが急上昇。2人が「うわー!!!!」と声を上げているうちに、爽やかな青空が視界いっぱいに広がった。
グリーンランド、シドニー、ケニアなど、雄大な自然から大都会まで世界の名所を次々と飛び回るドリームフライヤー。千葉とヒャダインは、リアルすぎる水しぶきや動物たちを反射的に避け、香りが立ち込めてくると「いい匂い!」「爽やかだね」と実況する。万里の長城でエキゾチックな曲がかかった際には、ハイテンションの2人がくねくねと踊り出す場面も。急降下や旋回のスリルも大いに楽しんでいた。体験を終えると、2人は「想像の150億倍楽しかった!」と大興奮。「夢の空間に迷い込んだみたい」「ずっと乗っていたかった」と矢継ぎ早に感想を口にした。
開始早々、勢いよく上昇する感覚に驚いて叫ぶ2人。
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」体験中のヒャダイン。
「ソアリン:ファンタスティック・フライト」体験中の千葉雄大。