まこっちゃんも役作りを徹底していた
──もう1つの違いで言うと、前回はチームネクストとして同じTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの藤原樹さん、長谷川慎さんと3人での撮影が多かったですよね。今回は光輝が貴族側に行くということで、お二人とも離ればなれの撮影でした。
そういう意味では、すごく違和感がありましたね。いつものポジションに自分がいなくて、2人を遠くから観ている側だったので。寂しい気持ちがありましたけど、役と重なる部分があったので、それは逆によかったのかなと思っています。
──では川村さん、藤原さん、長谷川さんのお芝居を客観的に観る立場になって、仲間たちの変化に刺激を受けた部分はありますか?
自信を持って演じているなっていうのはすごく感じました。例えばまこっちゃん(長谷川)も、前回よりも役作りを徹底しているなと思いました。ネクストのチーム感はすごく大事にしているんですが、個々のキャラクターについてはそれぞれのイメージのもと作っているんです。そうやってできあがった今回の映画で、ネクストの3人がまたちょっと大人っぽくなっているので、それぞれの成長は注目していただきたいポイントですね。
──河合勇人監督はオフィシャルインタビューで、THE RAMPAGEの皆さんについて「すっかり完全に大人の魅力」「撮影していても色気が半端なかった」とおっしゃっていて。吉野さんや川村さんに関しては、一昨年に撮った映画と昨年撮った追加撮影で“映像がつながらないんじゃないか”と思うほど成長を感じていたそうです。
ははは、そうかもしれません(笑)。それぞれの経験で培ってきたものがどんどん表情に出ているので、顔も全然違うと思います。でも観てくれる皆さんには、僕らが変化している分、ストーリーの経過を感じてもらえるんじゃないかな。僕らと光輝たちの成長を、一緒に観られるプロジェクトになっているんです。
アーティストとして失礼のないよう歌った「Ti Amo」
──今回、吉野さんは劇中でEXILEの「Ti Amo」を歌唱されています。発表時のニュースの反響もすごかったのですが(参照:「貴族降臨」吉野北人がEXILEの「Ti Amo」歌唱「大切に歌わせて頂きました」)、歌うことが決まったときはプレッシャーも大きかったですか?
喜びもありましたし、すごく恐縮だなって思いました。とにかく名曲ですし、EXILEさんがレコード大賞を受賞したくらいの楽曲なので。いろいろ考えすぎちゃってプレッシャーも感じたのですが、それくらい重みのあることだったので、撮影は本気で取り組みました。劇中ではルイとして歌っていますが、いちアーティストというか、吉野北人として失礼のないようにレコーディングさせていただきました。
──それだけ気持ちを込めて歌われていたんですね。
はい。たくさんの方が知っている楽曲である分、皆さんそれぞれの思い入れがあると思うので。ファンの方々や、歌われている先輩方に失礼のないように、自分なりにがんばりました。でも先輩たちと“同じ歌”は歌えないので、自分なりの表現で精一杯取り組みました!
お母さんに怒られたことがないんです
──本作には、光輝のお母さんが登場します。もし光輝の家族について設定があれば教えていただきたいのですが。
光輝は一人っ子で、お父さんとお母さんの3人家族です。お母さんが1人でお弁当屋さんをやっていて、光輝はちょくちょく手伝いをやっていた、みたいな関係なんです。
──なるほど。劇中では光輝と母親の強い絆も描かれますが、その関係に共感する部分はありましたか?
僕のお母さんは、めちゃくちゃ優しいです! 僕、怒られたことないんですよ。すごく優しく育ててもらったので、お母さんに対する思いも強いです。高校生の頃、反抗期があったのですが、今思うと「ちょっとやりすぎたな」という感じで……。お母さんが好きな分、反省しています。
──反抗期の頃は、あまり口を利かなかったのでしょうか。
はい。 “生意気なガキ”みたいなイメージですが(笑)。家に帰るのが遅かったり、家で夕飯を食べずに外食したり。当時から歌手になりたいという夢があったので、今の学校で学んでいることに意味があるのかな?って思ってしまって、夢に直接つながるような学校に行きたくて、悩んでいるときがあったんです。そういう不安があって、親に当たってしまったんですよね。今はこういう立場になって、離れてみてわかることがいっぱいあります。いろんな形で恩返ししていきたいですし、長生きしてほしいです。
──お正月に、THE RAMPAGEの岩谷翔吾さんを連れて実家に帰ったときの写真をInstagramにアップされていましたね。
はい! 1週間くらい休みがもらえて、翔吾が実家に来てくれたんです。お正月はずっと家族と過ごしていて、ミニ旅行みたいな感じで出かけたりしていました。恩返ししまくりです(笑)。
──では最後に、映画を楽しみにしている方々に向けて、見どころやメッセージをお願いします。
この映画は、前回とはまた違う魅力が詰まっています。今回は王子VS貴族ということで、インパクト大の作品です。僕は今回光輝役、そしてルイ役としても出演していて、光輝の抱えているものや、過去を知ってもらえると思います。「Ti Amo」という名曲を歌わせていただいたシーンもあるので、ファンの方々にはすごく楽しんでいただけるはずです!
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