森川葵がフルサイズミラーレス一眼カメラ・LUMIX S9で味わう“想像していたイメージにマッチする瞬間”

パナソニックのフルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S9」からこの秋、新色のキャメルオレンジが発売。映画ナタリーでは「Panasonic presents デジナタ」連載の1つとして、大のカメラ好きである女優・森川葵に「LUMIX S9」での撮影を体験してもらった。

森川は、好みの色設定を撮影時に反映できる「リアルタイムLUT」という機能に興味津々。「オリジナルの“葵LUT”を作りたい!」と目を輝かせる。本特集では、森川が撮影した写真を掲載しているほか、現在出演中のドラマ「放課後カルテ」についても語ってもらった。

ナタリーとパナソニックの連載企画「デジナタ」では、アーティストや俳優らに最新型のAV機器を使ってさまざまなコンテンツを楽しんでもらう企画を多数展開中!

取材・文 / 尾崎南撮影 / 清水純一スタイリング / 武久真理江衣装協力 / Y's、blanciris

パナソニック「LUMIX S9」

パナソニック「LUMIX S9」

フルサイズミラーレス一眼カメラ。小型・軽量ボディで持ち運びがしやすく、ハイレベルな画像処理エンジンにより高画質・高精細な写真や映像を残すことができる。また自分好みの色設定をカメラに反映できる「リアルタイムLUT」が進化。「LUMIX Lab」アプリと連携することで、作成したLUTをカメラに設定することや撮影データをスマートフォンに高速転送することができる。

カメラで撮ったからこそ残るものがすごく好き

──森川さんは大のカメラ好きとのことですが、カメラにハマったきっかけを教えてください。

10代の頃、友達が散歩するときにデジタルカメラを持って歩いていたんです。「いいな」と思って私も興味を持ったのですが、デジタルカメラは高くて当時は手が届きませんでした。とりあえずカメラ屋さんに行ってみたら、フィルムカメラが比較的安く売られていて、そこで初めて手に取ったのがきっかけです。それからはどんどんカメラが増えて、今は自分が何台持っているか把握していないくらいです(笑)。

──森川さんが感じるカメラの魅力は、どんなところにありますか?

やっぱり、思い出が写真に残ることですかね。もちろん記憶に残ることもあるけど、忘れちゃうことも多いじゃないですか。大事なカメラを持って出かけて、そのとき自分が素敵だと思ったものを残せるというのは、大きいと思います。あとから写真を見て「こんなところも行ったね」「あんなこともしたね」って話すこともありますから。カメラで撮ったからこそ残るものがすごく好きで、私は写真を撮るようにしています。

森川葵

森川葵

──今回は、フルサイズミラーレス一眼カメラ「LUMIX S9」を森川さんに試していただきました。

今の時代では当たり前のことかもしれませんが、これまでフィルムカメラを中心に触れてきたので、撮ってすぐに写真を確認できるデジタルカメラがすごく新鮮でした。「次はこう撮ってみよう」と何度も撮り直しできるから、すごく楽しかったです。

──「LUMIX S9」は小型で軽量なボディが魅力の1つですが、手に持ったときのフィット感はいかがでしたか?

カメラを握ったときに触れる部分がレザー調だからか、手になじむ感じがしました。持ち心地がいいというか。エクステリアのカラーもかわいいので、斜め掛けのストラップを付けてファッションに取り入れながらお出かけしたら、きっとみんなに「かわいいカメラだね」って言われてうれしくなると思います。そこから「写真撮って」ってコミュニケーションも生まれそう。

森川葵

森川葵

使い込むほど自分だけのカメラになっていく

──今回はこの秋に発売されたばかりの新色・キャメルオレンジの「LUMIX S9」をご用意しました。

このカラー、素敵ですね! “レトロおしゃれ”と言いますか、渋さもありながら明るい印象です。オレンジの色合いが絶妙で、私はすごく好きですね。ファッションに取り入れたときに洋服の色とぶつかりにくいのも、いいなと思いました。

「LUMIX S9」キャメルオレンジ

「LUMIX S9」キャメルオレンジ

──「LUMIX S9」には「エクステリア張り替えサービス」があります。外装デザインを全7色に張り替えることができる有料サービスで、何度でも申し込みが可能です。

素晴らしいですね。カメラは基本的に、買ったらボディの色を変えられないから、ついつい無難な色を選んでしまうんです。でも好きな色や、取り入れたい色は気分によって変わるじゃないですか。だから何度でも張り替えができるというのはうれしいです。

──「エクステリア張り替えサービス」のカラーバリエーションはクリムゾンレッド、ナイトブルー、ダークオリーブ、キャメルオレンジ、ターコイズブルー、スモーキーホワイト、ジェットブラックですが、特に気になる色はどれでしょう?

やっぱりキャメルオレンジが好きです! かわいい。外に連れて行きたくなる色です。キャメルオレンジは使っていくうちに風合いが出てきて、使い込むほど自分だけのカメラになっていく気がします。スモーキーホワイトも気になります。

エクステリア張り替えサービス例

エクステリア張り替えサービス例

オリジナルの“葵LUT”を作りたい

──「LUMIX S9」で撮影した写真は「LUMIX Lab」というアプリと連携することで、スマートフォンへの写真・動画の高速転送が可能です。SNSへのアップもスムーズにできますよ。

撮った写真をリアルタイムでSNSにアップしたいという人は多いと思います。本格的なカメラで撮った写真はSDカードのデータをいったんパソコンに保存してスマホに転送するイメージがあったので、アプリですぐに転送できるのはすごいです。

──「LUMIX S9」では「リアルタイムLUT」という機能も楽しめます。“LUT”は「Look Up Table(ルックアップテーブル)」の略称で、好みの色表現ができるカラーフィルターのようなもの。「LUMIX Lab」アプリで作成したLUTファイルをスマートフォンからカメラに転送しておけば、カメラ背面にあるLUTボタンを押すだけで撮影前に簡単に設定できます。森川さんにも試していただきましたが、いかがでしたか?

「リアルタイムLUT」は特にお気に入りの機能です。今回は「LUMIX Lab」にある、クリエイターさんが制作したLUTをいくつか使わせていただきました。もちろんそのままでもきれいな写真が撮れますが、SNS用にちょっとフィルムっぽい、エモい感じにしたいときに、LUTをすぐに適用させることができていいですよね。自分の“こうしたい”というイメージが表現できる機能だと思うので、すごく素敵だと思いました。例えば撮影中、目で見るといい風景なんだけど、写真に撮ってみると「あれ、イマイチかも」ということがあるじゃないですか。そういうときにLUTを使うと、“もっと落ち着きのある感じ”とか“もっと鮮やかに発色させたい”という、自分が想像していたイメージにマッチする瞬間がありました。「LUMIX Lab」にあるLUTをカメラに転送できるので、撮影したい写真の雰囲気に合わせていろんな撮り方ができて、楽しいです。

森川葵

森川葵

──「LUMIX S9」では最大39個のLUTを保存できますし、LUTボタンを押せばすぐに選べるのもいいですよね。

ボタンを押して選ぶだけで、LUTがパッパッと変わっていくから選びやすいですね。「これいけるかも」「ちょっとこれじゃなかったな」みたいにいろんなLUTをすぐに試せました。

──ちなみに「LUMIX Lab」では、自分でオリジナルのLUTを作ることもできます。

そうなんですね! スマホで撮った写真をSNSにアップするとき、よくカラーやコントラストを編集しているんです。自分の中でお気に入りの設定があるので、オリジナルの“葵LUT”を作りたいです!