キーワードは「楽しもう!」
──「ConneXion」についてもう少し聞かせてください。本作にも出演されているKis-My-Ft2の横尾渉さん、藤ヶ谷太輔さん、千賀健永さんのユニット曲からインスピレーションを受けて作られた作品で、制作にあたってはご本人たちと意見を交わされたとか。
脚本を書く前に4、5回お会いして、企画がゼロに近い状態から案を出し合う中で「『ConneXion』という曲があるんですが、これを使えないですか?」と提案してもらいました。その当時、現実でも政府が地方自治体運営のAI婚活を支援すると発表したことがあったんですよ。「それが行きすぎたらどうなんだろう?」というアイデアから物語の大きな形ができていって。3人で芝居をするのは初めてだからどうしても照れは生まれてしまいますが、それを打ち消しつつ、彼らの仲の良さを最大限に生かせるもので楽曲が持つラグジュアリーさを表現したいねと話したり。
──なるほど。公式Twitterアカウントに投稿されたコメント動画を見る限り、とても和やかな撮影だったのではと感じています。現場の雰囲気はどうでしたか?
「楽しもう!」をキーワードにしていたので、できるだけみんなが意見を言い合えて楽しめる環境を作っていきました。あるシーンでは撮影が終わったあともずっとその話をしているくらいみんな楽しんでいて。クランクアップしたときも寂しさはなくて、「きっとまた一緒にやるよね」みたいな感覚がありました。彼らもそんな気持ちでいてくれていると思います。
──ぜひまた別の作品でも、杉本監督とのタッグを期待したいです。さきほどメインの3人がお芝居で共演するのは初めてとおっしゃっていましたが、それを感じさせないほど息がぴったりでした。監督から見て、それぞれの俳優としての魅力はどんなところにありますか。
これ、本人たちにも聞かれました!(笑) 藤ヶ谷さんは「藤ヶ谷太輔」という形の役者として成立している人。今後どんな役をやるのか気になるし、個人的にはもっと崩したキャラクターも見てみたいです。千賀さんはすっごく真面目だし表情豊かで、役者として十分できているので自分でストッパーをかけないでほしいですね。横尾さんはいい意味で何色にも染まっていないからこそ、役柄の振れ幅をいっぱい作れるのでいろんな役ができると思います。
──それでは最後に、この作品をどんな方に楽しんでいただきたいですか?
難しい質問ですが、疲れている人に観てほしいです。メッセージやテーマはもちろんあるし物語の濃い部分を楽しむこともできるけど、何も考えずに笑える部分もある。画を観るだけでも気持ちよくなれるんじゃないかな。僕たちは楽しんで作ったので、皆さんも楽しんで3人の姿を観ていただければハッピーになれると思います。
Kis-My-Ft2横尾渉、藤ヶ谷太輔、千賀健永からコメントが到着!
Q. 撮影中に印象に残っていることは?
横尾渉 とにかく現場が楽しくてあったかい現場でした。また藤ヶ谷さんの安定感が違いました。セリフが全部頭の中に入っているから、現場で台本を見たことがないです。演技の上手さ、実力の差、経験の差を感じました。
藤ヶ谷太輔 横尾渉の男粋を感じたところです。クランクインした時にすでに「僕は監督について行くんだ!」と言っていた姿がドラマに向かうやる気を感じて美しかった。
千賀健永 メンバーが真剣に芝居に取り組んでいる姿を目の前で見るということが今までなかったので、横尾さんがもがいて監督に指導受けている姿などその瞬間を見ることがメンバーとしてうれしかった。メンバーががんばっている姿は美しいなと思いました。
Q. できあがった台本を読んでどう思いましたか?
横尾 ライブでパフォーマンスさせてもらった「ConneXion」が完成形で、ここにいくまでのドラマなんだろうな、と思いました。幼なじみ3人が成長してドームで自信満々に立っているのがラスト。ライブパフォーマンスとドラマ両方観てもらえたらうれしいです。
藤ヶ谷 元々、楽曲の方の「ConneXion」を作った時のテーマは“ゴージャス”と“ラブ”。監督にその想いを伝えて、世界観を崩さずに作っていただいたのでありがたかったです。
千賀 2026年の未来という設定や3人の関係性がシンプルにいいな、面白そうと思いました。一番最初に思った感情は正直いうと説明セリフが多い(笑)。3人の役柄のバランスが絶妙で「ConneXion」の打ち合わせでの3人の意志がちゃんと加わったドラマになったことで思い入れも強くなりました。
Q. ドラマの見どころは?
横尾・藤ヶ谷・千賀 僕らが案を出したギミックがいっぱい入っているのでファンの皆様が喜んでくれるような事も入れました。また同時に僕らも挑戦してます。普通のドラマであまりやらないような事をやったり、台本がないシーンがあったりするので、楽しんでもらえたらうれしいと思います。
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