Kis-My-Ft2の横尾渉、藤ヶ谷太輔、千賀健永が出演したdTVオリジナルドラマ「ConneXion」が、dTVで配信中。本作は3人によるユニット曲「ConneXion」にインスパイアを受けた物語で、少子化が進む2026年の日本を舞台に、恋に臆病な主人公・榛名真治とその幼なじみである西洞院将と赤社悠琉が婚活アプリに翻弄されながら運命の相手を探すさまが描かれる。真治を横尾、将を藤ヶ谷、悠琉を千賀が演じた。
映画ナタリーでは「Panasonic presents デジナタ」連載の1つとして、「ConneXion」の脚本と監督を担当した杉本達に「4K液晶ビエラ TH-65JX950シリーズ」で同作を鑑賞しながら、画質や音響の魅力を語ってもらった。メインキャストとディスカッションを重ねた制作秘話や、「楽しもう!」がキーワードだったというドラマ撮影時のエピソードも。なお横尾、藤ヶ谷、千賀から届いたコメントも掲載する。
取材・文 / 秋葉萌実 撮影 / 曽我美芽
Panasonic「4K液晶ビエラ TH-65JX950」
AI技術によりシーンに応じて自動で最適な画質・音質に調整する新技術を搭載した大画面液晶テレビ。液晶ビエラ史上最高クラスの高輝度と高いコントラスト性能を実現し、高いレベルで光の表現が可能となっている。またテレビ背面上部に「イネーブルドスピーカー」を搭載し、映画館と同じ立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」にも対応。さらに新4K衛星放送、地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送、ネット動画など、あらゆるコンテンツを快適に楽しめるようメニュー画面やリモコンが進化。Hulu、Netflix、U-NEXT、ABEMA、Prime Videoなどボタン1つで観たいコンテンツをすぐに視聴することができる。
ドラマをよりよい形で楽しんでもらえる
──今日は4K液晶ビエラ JX950シリーズで「ConneXion」を観ていただきながら、ドラマについて伺えればと思います。このテレビは65v型と大きめですが、10畳のリビングに適したサイズです。地震に強い転倒防止スタンドが付いていて、見た目もフラットでシャープなデザインです。
僕ら裏方にとっては日常的によく見るサイズ感ですが、大きさのわりにすごくシャープですね。ベゼル(ふち)が狭いからそのぶん映像に目が行く。ベゼルが広いとどうしても“枠の中のもの”を見てる感じがありますよね。いろんな機能を搭載するためにベゼルってなかなか狭くならないはずなんですけど、すごくがんばっていらっしゃるなと思います。「ConneXion」はAI婚活がテーマの作品ですが、このテレビにもAI機能が搭載されているんですよね?
──AI技術を使って、シーンに応じて画質と音質を最適なバランスで自動調整してくれるオートAI機能ですね。実際に「スタンダード」「ダイナミック」「シネマ」などのほかのモードと比較してみましょう。
けっこう変わりますね! シネマやダイナミックモードはよくあるけど、オートAIモードはそれらと比べて色や輪郭がしっかり出る。この大きさで4Kの劣化を感じないってことは、すごくいい発色をしてるんだと思います。ちょうど今「ConneXion」の仕上げ作業をしていてずっとモニターを観ているんですが、そこで使っている海外もののモニターと比較すると、長時間観ても目がつらくならなくて優しい感じがしますね。(パーティシーンを視聴しながら)この場面は、基本的には暗い中でところどころが明るい感じを出したかったんですが、暗い部分と明るい部分の違いが明確に出ているし、黒がつぶれていなくて発色もきれい。
──「ConneXion」の中で、このテレビで楽しんでほしい場面を挙げるとしたら?
やっぱりパーティシーンですね。俳優にあえて横から照明を当てて立体感を際立たせたところなどがよく再現されていて、オートAI機能がちゃんと最適化してくれている。これで観るとドラマをよりよい形で楽しんでもらえるんじゃないかな。こういうモニターができると、撮影監督は余計がんばらないとダメですね(笑)。
──(笑)。音質についてはいかがですか。テレビの背面に上向きの「イネーブルドスピーカー」が付いていて、ここから音が出て天井に反射させることで臨場感のある音を生み出す仕様になっています。Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)にも対応しているので、コンテンツによっては映画館のような臨場感のある音を再現できます。
メインのセリフと環境音の差がちゃんと出ているというか、ちゃんと階層が分かれている印象があります。下手するとピタっとくっついて聴こえたりするから音量のバランス調整をがんばるのですが、これはちゃんと奥から聴こえている。
大きな画面で作品の世界に没入しやすい
──映像配信サービスが普及したこともあって、最近はスマートフォンやPCで映画やドラマを観る人が多いのではと思います。杉本監督は、大きな画面で映像作品を観ることのよさをどのような点に感じていますか?
やっぱり没入感に尽きますね。大きな画面だと日常を忘れ去りやすくなりますよね。特にドラマを観るときって、物語の中に非日常を求めていたりするじゃないですか。だから作品の世界に没入しやすいという点で、この大画面はすごくいいと思います。
──なるほど。dTVをはじめとする配信サービスのアプリがまとまっている画面も見てみましょう。一覧画面でなくともホーム画面から直接アプリに飛べて、アプリの上にはお薦めの作品が表示されるので、映像配信サービスを便利に楽しめるようになっています。
操作したときのレスポンスが早い! この動きが遅いとちょっとストレスを感じるけど、それがなくてちょうどいい。
──杉本監督は普段、配信サービスでどんな作品をご覧になっていますか?
僕はサスペンス、ホラーばかりです。ホラーって、機材とか画作りとか最新の技術を一番取り込みやすいジャンルなんですよね。視聴者を驚かせるために伏線を張って、いざというときにそれを回収するタイミングの勉強にもなります。
──確かに、新しいチャレンジが詰まったジャンルですよね。
そうですね。「ConneXion」にも友情や恋愛要素だけじゃなくて、いろいろな謎や遊びを仕掛けてあります。配信を重ねるごとに徐々に明らかになっていくんですが、本編に大きな影響を与えない程度の“隠し味”がいっぱい入ってるんですよね。キスマイのファンなら理解できるものがあったり。なんでこんなことを言うんだろう?と感じるような変なセリフも最終的にはどういう意味なのかわかるはずです。
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キーワードは「楽しもう!」