ヴァレリー・レガソフ （ジャレッド・ハリス）: 核物理学者。チェルノブイリ原発で採用されていたRBMK炉（黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉）の専門家であり、シチェルビナ副議長とともに事故対応に当たる。
comment: これは誤った管理が招く悲劇について描いた警告の物語でもある。今までに伝え聞いていることに疑問を投じる物語があることは、いつだっていいことだ。それに、もっとも大きな代償を払うのも、最初に被害を受けるのも、無関係の人々なんだ。本作のもとになった書籍の1つに「チェルブイリの祈り未来の物語」がある。その本には、胸が痛むほどの彼らの体験、苦しみ、喪失がつづられているよ。

ボリス・シチェルビナ （ステラン・スカルスガルド）: ソ連閣僚会議の副議長。エネルギー部門の責任者として対応に追われる。当初は被害を小さく見積もっていたが、レガソフと行動をともにする中で事故の重大性に気付いていく。
comment: このドラマは原子力技術だけを描いた物語ではない。ソビエトが財政的な理由からそうしたように、政治の嘘を描き出している。スウェーデンでは何年か前に原発についての国民投票が行われたのだが、私は反対票を投じたよ。でも今、同じようにするかと問われたらわからない。何しろ現在の世界情勢は、非常に恐ろしいものになっているからね。化石燃料の使用をやめるべきだが、そうなると原子力が答えになってしまう。どうするべきか答えるのはとても難しい。さまざまな議論が必要だね。

ウラナ・ホミュック （エミリー・ワトソン）: 核物理学者。病院に運び込まれたチェルノブイリ原発の技師たちを取材し、事故の原因を究明しようとする。
comment: このドラマは、真実を明らかにすること、エネルギーの本質を知りそれをどうコントロールしていくべきかということについて描いている。この2つはほかの何を差し置いても緊急の対処を要することだし、私たちの対応次第で歴史が変わってしまう。政治面においても非常に洞察力のある、今に通じる作品になったと思うわ。

アナトリー・ディアトロフ （ポール・リッター）: チェルノブイリ原発の副技師長。事故当日、原子炉の運転実験を指揮していた。

ヴィクター・ブリュハーノフ （コン・オニール）: チェルノブイリ原発の所長。

ミハイル・ゴルバチョフ （デヴィッド・デンシック）: ソビエト連邦共産党書記長。当時のソ連の最高権力者。

ワシリー・イグナテンコ （アダム・ナガイティス）: プリピャチの消防士。事故発生直後のチェルノブイリ原発で消火活動に従事し、被曝する。

リュドミラ・イグナテンコ （ジェシー・バックリー）: ワシリーの妻。妊娠中だが、被曝して病院に搬送された夫に付き添う。

配信視聴もオススメ！

Amazon Prime Video「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で2019年9月26日（木）配信スタート

しかも第1話は9月26日（木）～10月5日（土）の間、
プライム登録不要で“全編特別無料公開”！

視聴はこちらから

スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-とは

Amazon Prime Videoチャンネルで、最新の海外ドラマとスターチャンネルの厳選した映画が観られるサービス。Amazonプライム会員なら月額900円（税抜）で見放題となる。

スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-

第1話の冒頭10分も特別公開中! 視聴はこちらから

「チェルノブイリ」全5話

放送情報

字幕版：スターチャンネル STAR2
2019年9月25日（水）放送スタート毎週水曜 23:00～ほか

吹替版：スターチャンネル STAR3
2019年9月30日（月）放送スタート毎週月曜 22:00～ほか

配信情報

Amazon Prime Videoチャンネル
スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-2019年9月26日（木）第1話配信。以降、毎週木曜更新予定

ストーリー

1986年4月26日未明、ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で爆発事故が発生。発電所の作業員や消火活動に向かった消防士、そして地元の住民たちを大量の放射線が襲う。政府は無機化学者ヴァレリー・レガソフとソ連閣僚会議副議長ボリス・シチェルビナを対応に当たらせるが、事故の深刻性は人類未曾有のレベルに達していた。

スタッフ / キャスト