「アベンジャーズ/エンドゲーム」特集|どうなるアベンジャーズ!?マーベルファンの俳優&アーティストが語る“最後の逆襲<アベンジ>”への期待

「アベンジャーズ」シリーズの“完結編”となるマーベル・スタジオ最新作「アベンジャーズ/エンドゲーム」が、4月26日に公開される。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、キャプテン・マーベルといった最強ヒーロー“アベンジャーズ”が戦う本作。前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラストで、最凶最悪の敵サノスが全宇宙の生命の半分を消滅させてしまった世界を舞台に、ヒーローたちが最後の“アベンジ(逆襲)”に挑む。

ナタリーでは本作の公開を記念し、3つの特集を展開。マーベル好きで知られるミュージシャン・谷口鮪(KANA-BOON)や俳優の矢本悠馬に、本作に寄せる期待を語ってもらった。第3弾では超特急のメンバーが、アベンジャーズのように強くなるべく“トレーニング企画”に挑戦してくれている。

文 / 浅見みなほ

Character

生存中のヒーロー

アイアンマン / トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)
アイアンマン / トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)
天才的な頭脳を持つ実業家であり発明家。自作のパワードスーツを用いて、超人的な腕力や驚異的な飛行スピードを誇る。「インフィニティ・ウォー」では惑星タイタンでサノスを迎え撃ったが、敗北。目の前で仲間たちを失い、宇宙を漂流することに。かつて考え方の違いから対立したキャプテン・アメリカとは離れたまま。
キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)
キャプテン・アメリカ / スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)
第2次世界大戦中の極秘実験によって超人血清を注入され、最強の兵士へと生まれ変わった男。70年近く仮死状態となっていたところを発見され、現代によみがえった。「インフィニティ・ウォー」では、ワカンダ王国でサノス襲来に備えるが敗北。多くの仲間を失ったが、大逆転に向けた戦いを決意する。
ソー(クリス・ヘムズワース)
ソー(クリス・ヘムズワース)
神の国アスガルドの王の息子。かつては傲慢な性格だったが、現在はアベンジャーズの一員として戦っている。「インフィニティ・ウォー」では義弟ロキをサノスに殺された。新たな武器“ストームブレイカー”を手に入れ、ワカンダの戦場に降臨。サノスに傷を負わせるも、戦いに敗れた。
ハルク / ブルース・バナー(マーク・ラファロ)
ハルク / ブルース・バナー(マーク・ラファロ)
トニーも認める天才科学者だが、実験中の事故により、興奮や怒りによって凶暴なモンスター、ハルクに変身してしまう体質となった男。「インフィニティ・ウォー」ではなぜかハルクが出現しなかった。ワカンダでの戦闘時はパワードスーツ“ハルクバスター”を装着して戦った。
ブラック・ウィドウ / ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)
ブラック・ウィドウ / ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)
元KGBのスパイにして一流の暗殺者。過酷な訓練により育て上げられた高い戦闘スキルとタフな精神を、今は平和のために役立てている。格闘技や狙撃が得意。ここ2年間はキャプテン・アメリカと行動をともにしており、「インフィニティ・ウォー」ではワカンダでの戦いに参加した。
ホークアイ / クリント・バートン(ジェレミー・レナー)
ホークアイ / クリント・バートン(ジェレミー・レナー)
さまざまな仕掛けを施した矢を操る、地上最強の射手。組織に縛られるよりも、引退を選んだ過去がある。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でのアベンジャーズ同士の戦いののち、組織との司法取引を受け入れ、自宅で軟禁生活を送っていた。
ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)
ロケット(声:ブラッドリー・クーパー)
遺伝子改造によって高度な知能を持ったアライグマ。武器開発のエキスパートで、“ガーディアンズ”の一員。「インフィニティ・ウォー」ではソーとともにワカンダに降り立ち、思う存分銃を連射して戦った。しかしサノスによって、相棒のグルートが消滅させられてしまった。
アントマン / スコット・ラング(ポール・ラッド)
アントマン / スコット・ラング(ポール・ラッド)
最愛の娘のため、そして人生のセカンドチャンスをつかむため、身長1.5cmのヒーロー・アントマンになったバツイチ男。スーツを着て小さくなることで超人的な力を発揮するほか、約20mまで巨大化することも可能。サノスによって宇宙の生命の半分が消された瞬間には、あるミッションで極小の“量子の世界”にいた。
キャプテン・マーベル / キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)
キャプテン・マーベル / キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)
記憶を失った代償に規格外の力を手に入れた女性。クリー帝国で戦士として生きていたが、地球で本当の自分を見出し、ヒーローとして覚醒した。その過程で国際平和維持組織シールドのニック・フューリーと遭遇し、アベンジャーズ発足のきっかけに。20年以上を経て、サノスによって消されゆくフューリーが彼女へSOSを送った。

※現在解禁されている「エンドゲーム」のキャラクターポスター情報によると、「インフィニティ・ウォー」でサノスがインフィニティ・ストーンの力を発動したのち、このほかウォーマシン、ネビュラ、オコエ、ヴァルキリー、ペッパー・ポッツ、ハッピー・ホーガン、ウォンも生存。

消滅したヒーロー

スパイダーマン / ピーター・パーカー(トム・ホランド)
スパイダーマン / ピーター・パーカー(トム・ホランド)
放課後にスパイダーマンとなり地元を守っている高校生。アイアンマンからのスカウトをきっかけに、アベンジャーズの戦いに参加。惑星タイタンで戦ったのち、サノスに消滅させられた。
ドクター・ストレンジ / スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
ドクター・ストレンジ / スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)
厳しい修行の末、魔術師として生まれ変わった元天才外科医。瞬間移動や時間を操る能力で人類を守ってきた。タイタンにて、サノスにタイム・ストーンを奪われたのち、消滅させられた。
スター・ロード / ピーター・クイル(クリス・プラット)
スター・ロード / ピーター・クイル(クリス・プラット)
銀河を荒らすトレジャーハンターから、銀河一の落ちこぼれヒーローチーム“ガーディアンズ”のリーダーとなった男。サノスの義娘ガモーラに好意を抱いていたが、タイタンでの戦いののち、消滅。
グルート(声:ヴィン・ディーゼル)
グルート(声:ヴィン・ディーゼル)
“ガーディアンズ”の一員である樹木型ヒューマノイド。かつて大人の“木”だったが、仲間を守るため犠牲となり、残った挿し木から少年の“木”にまで成長。ワカンダでの戦いに参加し、消滅。
ブラックパンサー / ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)
ブラックパンサー / ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)
超文明国家ワカンダの国王にして、漆黒の戦士。超金属ヴィヴラニウム製のスーツを着用し戦う。ワカンダにて、キャプテン・アメリカらとともにサノス襲来に備えたが、戦いののちに消滅。
ウィンター・ソルジャー / バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)
ウィンター・ソルジャー / バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)
第2次世界大戦時に死んだと思われていたが、悪の組織に洗脳され、暗殺者に。その後本来の人格を取り戻し、かつての親友キャプテン・アメリカとともに戦う。ワカンダでの戦闘に参加し、消滅。

※現在解禁されている「エンドゲーム」のキャラクターポスター情報によると、「インフィニティ・ウォー」でサノスがインフィニティ・ストーンの力を発動したのち、このほかドラックス、マンティス、シュリ、スカーレット・ウィッチ、ファルコン、ワスプ、ニック・フューリーも消滅。

最凶最悪のヴィラン

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」より、サノス(ジョシュ・ブローリン)。©︎2018 MARVEL
サノス(ジョシュ・ブローリン)
「宇宙のバランスを取り戻すため、生命の半分を滅ぼす」という考えを“正しい”と信じる、最凶最悪のラスボス。「インフィニティ・ウォー」では究極の力を秘めたインフィニティ・ストーン6つすべてを奪い取り、指をパチンと鳴らしただけで全宇宙の生命の半分を消し去った。ストーンを手に入れるため、心の奥に残っていた“唯一の愛”の対象である、義娘ガモーラをも犠牲にした。

2019年4月26日更新