「アバター」「タイタニック」で世界中を興奮の渦に巻き込んだハリウッドの巨匠ジェームズ・キャメロンが惚れ込み、25年もの構想を経て、木城ゆきとによる日本のSFマンガ「銃夢」をついに実写映画化。そのキャメロンにメガホンを託された「シン・シティ」のロバート・ロドリゲスによる「アリータ:バトル・エンジェル」が、2月22日より全国で公開される。
ナタリーでは本作の公開を記念し、映画、コミックの2ジャンルにて3日連続で特集を展開。第1弾では、「メタルギア」シリーズで世界的な人気を誇るゲームクリエイターの小島秀夫に登場してもらい、本作の魅力を聞いた。第2弾では本作を鑑賞した各界の著名人によるコメントを紹介。そして最後に日本語吹替版キャストとして参加した森川智之、神谷浩史、島﨑信長のインタビューをお届けする。
文 / 奥富敏晴
- アリータ
(ローサ・サラザール / 吹替・上白石萌音) - 荒廃したクズ鉄町アイアンシティのスクラップ置き場で拾われたサイボーグの少女。記憶をなくしたまま、イドの手によって育てられる。失われたテクノロジーによって作られた最終兵器。
- イド
(クリストフ・ヴァルツ / 森川智之) - アリータを拾い上げ、新しい機械の体を与えたサイバー医師。彼女を父親のように優しく見守る。
- ヒューゴ
(キーアン・ジョンソン / 島﨑信長) - 天空に浮かぶユートピア都市ザレムへ行くことを夢見る、アイアンシティ出身の若者。アリータに好意を持ち、失った記憶を取り戻す手助けをしていく。
- ザパン
(エド・スクレイン / 神谷浩史) - アイアンシティで、賞金稼ぎとして活動するハンター戦士。プライドが高く、アリータに強い敵対心を持つ。
- ベクター
(マハーシャラ・アリ / 鶴岡聡) - ザレムに物資を送り、アイアンシティも統治するファクトリーのオーナー。危険な格闘球技モーターボールを牛耳っており、アリータの破壊をもくろむ。
- チレン
(ジェニファー・コネリー / 山像かおり) - イドの前妻。モーターボール選手の調整技師であり、ベクターと行動をともにする。
2019年2月22日更新