俳優・
2022年末頃に始動した本プロジェクトでは、柄本の希望で写真家の
本書では、森山大道と荒木へのリスペクトを込め、あえて“綴じない”出版物に挑戦した柄本。「せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、個人的には飾ったりもしたい」という彼の思いから、高品質の厚紙に印刷された写真がボックスに収納され、購入者それぞれの楽しみ方ができるようになっている。1冊ごとに柄本の直筆サインとシリアルナンバーを入れるため、発送は2025年2月末頃の予定だ。価格は税込1万6500円。
なお本書の発売を記念し、初のファン感謝会が開催されることも明らかに。with STOREで購入した先着100名が参加できる12月21日の回、抽選で200名が参加できる1月19日の回の詳細は、with digitalのイベント公式ページで確認を。
「柄本佑 1st フォトブック『1(いち)』」概要
発行:講談社
定価:税込1万6500円
判型:A5変型(ボックスはA5大サイズ)
※完全受注生産
※2025年2月末頃お届け予定(変更が生じる場合あり)
内容
- ボックス入り(表紙:森山大道撮影)
- 写真カード32枚(森山大道撮影16枚、荒木経惟撮影16枚)
- 撮影&プライベート秘話「私的マガジン」62P、柄本佑のアートワーク(落書きイラスト)や自身が撮った私物写真も収録
- 柄本佑の直筆生サイン&シリアルナンバー入り
柄本佑 コメント
ずっと憧れ続けてきた森山大道さんと荒木経惟さんに、撮っていただきました。このお二方と名前を並べるなんて大変烏滸がましいのですが、やっと、長い制作期間を経て皆さんに近々手に取っていただけることをうれしく思います。
大道さんと荒木さんの2005年の共著「森山・新宿・荒木」は僕の大好きな作品で、今回大道さんには念願の新宿での撮影をお願いしました。荒木さんには、母から譲り受けたコートを着たり、ちょっと面白いシチュエーションでの撮影にオッケーいただき、スタジオでじっくり撮っていただきました。それぞれ本当に最高の時間となり、撮影日の夜は飲まずには寝られないくらいの興奮状態! まさに一生に一度の現場でした。約1名、僕の家族も現場にゲリラ参加してちょこっと登場しています。
おまけ的なコンテンツにはなりますが、初めてのフォトブックということでちょっとした僕の日常の話も、皆さんの隙間時間に読んでもらえたらと。そちらは、なんだかんだで60Pくらいの、あくまでおまけなので海外のフリーペーパーのような作りにしてもらいました。
いや~本作りって難しい! 紙質とか重さとか、気になることがたくさん。でも楽しかったです。
写真集って、ノド側がパッと開かないのが個人的に悩ましいと思っていたんです。写真も歪んでしまう。それはそれで写真集の楽しみ方なのかもしれないですが、100%堪能できない気がして、今回、思いきって綴じないことにしました。せっかくの素晴らしい写真家の作品を本棚にずっとしまったままなんて勿体無いですし、
個人的には飾ったりもしたい。そんな思いを形にしていただきました。
ぜひ皆さんにはお気に入りのカットを見つけて、思い思いに楽しんでもらいたいです。
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