韓国映画「
本作は、ある事件をきっかけに完璧な家族が崩壊していくサスペンス。弁護士の兄ジェワンと、小児科医の弟ジェギュは、月に1回それぞれの妻を伴って高級レストランの個室に集う。ディナーの夜、時を同じくしてある事件が起こり、満ち足りた日々を送る家族の運命が狂い始める。ソル・ギョングがジェワン、チャン・ドンゴンがジェギュを演じた。
大きな拍手に迎えられて登場したチャン・ドンゴンは「直にお会いできてうれしいです」と笑みをこぼし、「公開前にたくさん関心を寄せていただきありがとうございます」「日本の観客の皆さんがこの映画をどうご覧になるかわくわくしています」と期待に胸を膨らませる。
またチャン・ドンゴンは本作のオファー時を振り返り「今まで自分は、殺し屋やゾンビのようなキャラなど、非現実的な役をやることが多かったんです。そんな中で、ジェギュは非常に現実的なキャラクターで、そこに興味を持ちました。シナリオも面白そうでしたし、ホ・ジノ監督が演出するということで、いい作品になると確信しました」と伝える。演じたジェギュについては「道徳的でボランティアにも熱心。とてもいい人に見えるキャラクターです。しかし裏側に隠れた本性がある」と紹介し、「ジェギュの本性や弱点を少しずつ映画の中で出していけるので、とても楽しい作業でした」と語った。
「危険な関係」以来のタッグとなったチャン・ドンゴンとホ・ジノ。ホ・ジノは「(前作の撮影が)5、6年前ぐらいかと思っていたら12年も経っていました」と笑い、「今回、ドンゴンさんとはさまざまなお話をしながらジェギュというキャラを作り上げていきました。映画の中で素晴らしい演技を見せてくれています」とたたえる。
一方のチャン・ドンゴンは「監督は俳優をとてもリラックスさせてくださる方なんです。俳優の言葉に耳を傾けて理解してくださる」と信頼を明かし、「実は『危険な関係』の前にも監督とはご一緒していまして。自分で言うのは恥ずかしいですが(笑)、15年ほど前に東京ドームで韓流四天王のイベントが行われた際、その映像を監督がディレクションしてくれたんです」と回想した。
「満ち足りた家族」は、2025年1月17日に全国で公開される。
映画ナタリー @eiga_natalie
「満ち足りた家族」チャン・ドンゴンが来日、ホ・ジノへの信頼語る
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