デビット伊東がラーメン屋を営む真鶴に恩返し、映画「どんぶりとれんげ」を監督

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タレント・俳優・実業家のデビット伊東が企画・原案・監督・出演を担う映画「どんぶりとれんげ」の製作が明らかに。ふるさと納税サイト「さとふる」でクラウドファンディングが行われている。

映画「どんぶりとれんげ」撮影現場より

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コロナ禍に神奈川・真鶴に移住し、現在は町内でラーメン屋「伊藤商店」を営んでいる伊東。県下で唯一の過疎地域にも指定された真鶴に「恩返しがしたい」という思いから映画を企画した。その風景と歴史を背景に、町民の人間模様を盛り込みながら真鶴の魅力を伝える映画を目指す。

映画「どんぶりとれんげ」撮影現場より

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主人公は役者を目指して上京したものの、志半ばで地元の真鶴に帰ってきた青木達也だ。やりたいことや居場所が見つからない達也は、地元の人に愛されたラーメン屋を継ごうとするが、なかなかうまくいかない。やがて地域の人たちの優しさに触れ、自分を見つめ直していくストーリー。

伊東は「芸能とラーメン。二足の草鞋と言われ続けて24年。やっと1つの大きな草鞋になります。自身を受け入れてくれた真鶴という土地と、人々の温かさもこの作品には重要だと思っています。地域の皆さんと一緒に、その製作過程の体験を通して、多くの人に愛してもらえる作品にしていきたい」と語っている。

映画「どんぶりとれんげ」撮影現場より

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映画は「真鶴町まちあかりプロジェクト」の一環として製作。脚本は阪上有紀子が執筆し、制作はアイエス・フィールドが担当する。2024年7月には、真鶴町の伝統的な祭り「真鶴貴船まつり」にて先行して撮影が行われた。2024年冬から本格的な製作を始動させ、完成は2025年冬、公開は2026年を予定している。

クラウドファンディングはふるさと納税を活用した形式で実施。寄付金は映画の製作費、完成に伴う映画祭や舞台挨拶イベントの開催費に使用される。目標金額は100万円で2025年3月31日まで支援を募っている。詳細はさとふるの公式ページで確認してほしい。

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