本日11月18日に大阪・難波八阪神社の獅子殿で行われた映画「
同作は、1994年にディズニーアニメーションとして誕生した「ライオン・キング」の始まりの物語。シンバの父にして、やがて偉大なる王に成長していくムファサの若き日の物語がつづられる。渡辺が演じるのは、ムファサとタカを追い詰める冷酷な敵ライオンのキロス。孤児から王へ自身の力で運命を切り開くムファサと、若かりし頃のスカーであるタカの運命を左右する重要キャラクターである。
巨大な獅子頭をかたどった獅子殿は、その大きな口で勝利を呼び込み、邪気を飲み勝運(商運)を招くと言われている。渡辺は本殿で神主からのご祈祷を受け、本作のヒットを祈願。「こんにちは。すごくいい天気でよかったです」と挨拶した彼は、「先月から『ライオン・キング:ムファサ』のキロス役を何度かにわたって収録をして、ちょうど今朝も最終チェックのセリフ直しを終え、今日大阪へやって来ました」と伝えた。
本作の魅力について問われた渡辺は「もちろん動物がメインの話だけれども、ある意味人間社会を投影しているような深いメッセージが隠されている。老若男女、そしていつの時代にも通用する、心に刺さる作品」と話し、「だからこそ、その始まりの起源はどこにあるのかという作品が今回作られたと思っています」と分析する。ムファサの若き日の物語であることから、渡辺は「今までの作品をご覧になった方々は、最後ムファサとスカーがどういう結末になるのかわかりながら、このプロセスを一緒に体感していくという、結末が見えているだけに非常に切ない話になっています。ディズニー史上もっとも切ない話というのがこの作品の肝かもしれないですね」と語った。
自身が演じたキロスに関しては「ただ悪いことを考えているキャラクターではなく、社会から疎外されているキャラクターなんです。血のつながりから来る憎しみだけでなく、自分たちの存在意義すら壊されてしまう、そんな苦しみや悩みを背負いながら、守るべきものを守ろうとしている。そんなキャラクターです」と説明する。渡辺はキロスの劇中歌「Bye Bye」にも言及し、「字幕版の声優を演じるマッツ・ミケルセンの思いも汲み取り、アフリカっぽいノリのいい曲だけど、憎しみを込めるような歌なので、軽いノリというよりは念を込めてネチっと歌いました」と明かした。
waru @waru1322
渡辺はキロスの劇中歌「Bye Bye」にも言及し、「字幕版の声優を演じるマッツ・ミケルセンの思いも汲み取り、アフリカっぽいノリのいい曲だけど、憎しみを込めるような歌なので、軽いノリというよりは念を込めてネチっと歌いました」と明かした。 https://t.co/RPr6yb0KpH