映画「
HYの同名楽曲をモチーフにした本作は、沖縄に住む高校生・真喜屋湊と、彼の後輩である玉城美海の関係を軸にした物語。音楽が好きな2人は自然と惹かれ合い、湊の卒業式の日に付き合うことになる。東京の大学に進学した湊は、2年後に上京してきた美海と再会。2人は幸せな日々を過ごしていたが、ある日突然、湊は美海に別れを告げる。
赤楚と上白石のサプライズ登場を受け、会場は黄色い声に包まれた。2人は観客と一緒に映画を鑑賞しており、湊を演じた赤楚は「観終わったばかりの皆さんの空気感を直に受け取ることができて幸せです」、美海役の上白石は「空気の振動で皆さんがどう感じてくださっているのか肌で感じることができてうれしかったです」と笑みを浮かべる。
また赤楚は「人を思うことは素敵だと思ったし、楽曲も素敵で映画の世界観が伝わったと思った」と手応えを口にし、上白石は「東京と沖縄、それぞれのシーンを私たちも完成まで知らなかったので、こんな時間が湊に流れていたのかと、等身大の気持ちで観ることができて泣いてしまいました」と告白。夏の沖縄ロケについて「とにかくよかった! 沖縄そばがおいしかった! ああ、腹減った」と赤楚が声を弾ませると、上白石も「撮影に協力してくださった地元の方が、ちんすこうやサーターアンダーギーを作ってくれたりして。おいしかった!」と現地での食事を振り返った。
イベントでは、本作の主題歌がHYの新曲「恋をして」に決定したことが明らかに。そしてHYのメンバーがサプライズ登場した。同曲は「366日」のアンサーソングだと明かす仲宗根は「恋をしてバイバイではなく、ありがとうという感謝の気持ちを込めて作った歌。メンバーと真剣にやり取りして魂を込めて作った歌なので、そこまでやってよかったというくらいの映画になっていてうれしかった」と述懐。新里は「『366』を作ったときと同じように、素敵な歌が生まれてみんなに届けることができるという大きなうねりがあった」とレコーディングを回想した。
赤楚と上白石は、撮影中に「366日」「恋をして」をヘビーローテーションしていたそう。上白石は「撮影中に悩んだときは『恋をして』を聴いてがんばろうと思えた。すべての登場人物の中にある愛情を代弁してくれる曲だと感じました」と語る。赤楚は「僕も同じで、この曲に支えられたからこそ無事に撮影を乗り切ることができたと思う。これからも僕の人生の支えになってほしいという曲にもなりました」と感謝を伝えた。
赤楚衛二の映画作品
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