「映画ドラえもん」ゲスト声優は鈴鹿央士、冒険に大きく関わる謎多きキャラ

「映画ドラえもん」シリーズの45周年記念作品「映画ドラえもん のび太の絵世界物語（えせかいものがたり）」に、ドラマ「silent」「嘘解きレトリック」で知られる俳優・鈴鹿央士がゲスト声優として出演する。

同作では、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界を舞台に、ドラえもんとのび太たちが絵の世界に飛び込み、幻の宝石をめぐって強大な敵に立ち向かうオリジナルストーリーが展開する。監督は映画「のび太のひみつ道具博物館（ミュージアム）」の寺本幸代、脚本は「ドラえもん」テレビアニメ版に参加経験のある伊藤公志が担った。

鈴鹿が声を当てるのは、オリジナルキャラクターの謎多き美術商人・パル。絵の中の世界にあるアートリア公国で絵画の売り買いを行っており、ドラえもんたちの冒険に大きく関係する重要な人物だ。

幼い頃からドラえもんが好きな鈴鹿は「生活の一部だったドラえもんの世界に声優として参加できる日がくるとは思ってもいなかったので、驚きと嬉しさと…本当にうれしかったです！」と心境を伝える。映画の装いをしたドラえもん、のび太と初対面した際には「わあ、かわいい～！ 今日はよろしくお願いします」と満面の笑みで挨拶し、終始和やかなムードで写真撮影を行った。

なおプロデューサーの佐藤大真は「“パル”は凛とした佇まいを見せつつも親しみやすい雰囲気がある中で、どこか抜けた感じがある、というキャラクターなのですが、そのキャラクターイメージと鈴鹿央士さんの持つイメージが重なると思い、この度オファー致しました」と起用理由を語った。

「映画ドラえもん のび太の絵世界物語（えせかいものがたり）」は、2025年3月7日より全国ロードショー。

鈴鹿央士 コメント

幼い頃は、毎週欠かさずアニメを観て、漫画も読んでいました。生活の一部だったドラえもんの世界に声優として参加できる日がくるとは思ってもいなかったので、驚きと嬉しさと…本当にうれしかったです！
僕が演じたパルは物語のカギを握る重要なキャラクター。アフレコではアクションシーンがあり、どう演じようかなと悩みながら臨みましたが、話すスピードや声量に変化を出し、“より伝える”ことを意識してお芝居をしました。「大変だ」という想いよりも、「自分がドラえもんの世界にいるぞ！」という、楽しい気持ちが強かったです！
ハラハラ、ドキドキするシーンはもちろん、心にぐっとくるメッセージがたくさん込められた作品です。ぜひ劇場で「映画ドラえもん」の世界に飛び込んでください！

佐藤大真 コメント

“パル”は凛とした佇まいを見せつつも親しみやすい雰囲気がある中で、どこか抜けた感じがある、というキャラクターなのですが、そのキャラクターイメージと鈴鹿央士さんの持つイメージが重なると思い、この度オファー致しました。
アフレコ中はとても緊張している様子ではありましたが、テストを重ねていく中で、少しずつパルのキャラクター性を掴んでいかれて、収録の後半では、緊張感そのものを楽しんでいるように見えました。
また、映画制作が進むにつれデザインや性格が作られていく中で、“パル”と鈴鹿央士さんが自然と近づいてきているような印象があり、より魅力的なキャラクターになったと感じております。
鈴鹿央士さんによって命を吹き込まれたパル、そしてドラえもんやのび太くんたちが描く物語を、是非劇場でご覧頂けると嬉しいです。