中国ドラマ「蓮花楼」が本日11月1日に配信スタート、明日2日にDVDのレンタルが開始となる。これを記念し、
“ヒロイン不在ながら最高に面白い時代劇”としてSNSで話題になった本作。敵対していた3人の男たちが秀でた武術と推理力で陰謀を暴き、絆を育みながら成長していくさまが描かれる。
余命わずかな伝説の剣士・李相夷(りしょうい)とさすらいの神医・李蓮花(りれんか)という2役を演じたチョン・イーは、「李相夷と李蓮花は同一人物ですが同じではありません。作品の中にその答えがたくさん見つかるはずです」と述べ、「僕個人としては、いろいろなものを手放し、自分自身を解放した李蓮花がとてもいいなと思います。一方、李相夷は天下一の剣侠で、誇り高い人物です」と述懐。そして李蓮花について「天下一の剣客から普通の庶民に転じた人物です。神のように高い地位から転落したその後を描いています。敵討ちをするでもなく、別の生き方を選び、庶民を見下すこともなく、自分自身にまっすぐ向き合います。普通の暮らしや人間、そして庶民のことをよくわかっていて、自分自身も徐々に庶民として順応してきたのです」と説明した。
細かいキャラ設定に話が及ぶと「蓮花は嘘をつくときや人から聞きたくないことを言われて話題を変えようとするとき、よく鼻をこすったり拳を握ったり、そっぽを向いたりします。弱者のふりをして不意打ちを食らわせるようなところがありますね。かなり無礼なやり方で人の話を断ち切ることもある。でも相手を立てて婉曲的な物言いもします」と言い、「演じる過程で相手役、その時々のセリフの中で突然、アドリブを思い付くことがあります。オリジナリティは突破口にはなりますが、あまり外れないことが望ましいと思います」と語る。また劇中で女装したときの感想を問われると「ドラマの設定としてやるしかなかったんだけど、衣装がきつくて大変だった。女の子たち、女優さんたちは苦労してるんだなと。あの衣装で30分いただけでめまいがしました」と苦労を明かした。
「自身(チョン・イー)から見た李蓮花の江湖における義侠心とは?」という質問に、彼は「自分の心に素直に、やるべきことをやる。李蓮花の存在は、李相夷が培ってきた江湖への恨みや執着との決別です」と回答。「李相夷は江湖のトップとして登場し、東海に墜落。残ったのが李蓮花です。彼は自分の江湖を手放すことを選ぶ。自分の人生をどう生きるかは自分で選び、向き合うべきだと。李蓮花は、自分で生き方を選んだ。今までの自分とはまったく違う生き方。それもやはり挑戦だと思います。自分を受け入れることを学んだのです。こんな言葉がある。『成功を収めることは立派なことだ。だがすべてを手放すことも同様にたやすいことではない』。大きな舞台や野心すら手放すことができる李蓮花を尊敬します」と伝えた。
なお「蓮花楼」のBlu-ray / DVD BOXは11月13日より順次販売。演出は「沈香の夢」シリーズを手がけたグオ・フーとレン・ハイタオが担当し、総脚本を「琉璃~めぐり逢う2人、封じられた愛~」「長安 賢后伝」のリウ・ファンが担った。
中国ドラマ「蓮花楼」予告編
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成毅さん女装について「女の子たち、女優さんたちは苦労してるんだなと」
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