「不思議の国のシドニ」イザベル・ユペール来日決定、日本の風景捉えた新写真も解禁

「不思議の国のシド二」で主演を務めたイザベル・ユペールの来日が決定。本作は第37回東京国際映画祭の特別上映部門に出品されており、ユペールは11月3日に東京・丸の内TOEIで行われる上映後Q&Aに参加する。

「不思議の国のシド二」は、日本の出版社に招聘された作家シドニの物語。彼女は寡黙な編集者・溝口健三とともに京都、奈良、香川・直島へと旅をする中で、亡くなった夫・アントワーヌの幽霊と出会う。シドニをユペール、溝口を伊原剛志が演じ、アントワーヌにアウグスト・ディールが扮した。

2021年の第34回東京国際映画祭では、コンペティション部門の審査委員長を務めたユペール。Q&Aには伊原や監督のエリーズ・ジラールも登壇し、日本映画や文化への愛が詰まった本作についてトークを繰り広げる。

あわせて新場面写真も解禁。溝口とともに奈良の大仏や直島の海を見つめるシドニや、日本食を前にした彼女の表情が収められた。

「不思議の国のシド二」は12月13日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。

映画「不思議の国のシドニ」予告編