本作は元ミュージシャンの老人が、人の記憶と命を管理するという謎めいた“運命屋”の女性と出会う物語。彼は寿命をまっとうするか、大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすか決断を迫られ、人生において1番大切なものとは何かを自身に問いかける。カーチスが主人公・時雨奏、
主題歌の「面影ノスタルジア」はカーチスが歌う12年ぶりの新曲。
本作をひと足先に鑑賞した小泉は「運命のコントロールを回避する音楽。だからみんな音楽に笑って、泣いて、信じて、愛するんだな。愛が溢れた映画に拍手」、中尾は「『音楽の魅力』と『人生において本当に大事なこと』とは何か、をミッキー・カーチスさんが素晴らしい演技で教えてくれました」とつづる。堤は「見事だ。見事な短編だ!」と称賛した。放送作家の小山薫堂、
森田と純平が監督・脚本を担った「運命屋」は、11月2日よりシアターキノで先行上映されたのち、11月8日からシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開。
短編映画「運命屋」本予告
倉本美津留(放送作家)コメント
その昔ミッキー・カーチスはロックンロールをもたらし我々の国をイカした音楽で目覚めさせた。
そして66年経った今、この映画の音楽でまた、我々を覚醒させる。
小泉今日子(俳優 / 歌手 / プロデューサー)コメント
運命のコントロールを回避する音楽。
だからみんな音楽に笑って、泣いて、信じて、愛するんだな。
愛が溢れた映画に拍手。
自分を信じて作品を作り続けているプロデューサーの広山詞葉にも拍手。
小山薫堂(放送作家 / 脚本家)コメント
やわらかな時間の中で紡がれる物語を観て、今は亡き人生の師に言われた言葉を思い出した。
「人はね、いい思い出だけを持って老いてゆくんだ。だから恐れずに、色々な思い出をつくればいい」
ちいさな奇跡が胸に沁みる人生最期の七日間。
限りある自分の運命を考えるきっかけを、この作品からいただきました。
立川志らく(落語家)コメント
ミッキー・カーチス、日本のエンターテイメント界の最大スター。またの名をミッキー亭カーチス。
立川流の落語家で志らくの弟弟子。そんなミッキーさんの人生を凝縮したような映画。
ハーモニカ、落語口調、悪ふざけ、そして歌声。それらを哀愁で包み込んだ最高のエンターテイメント。
ラストシーンの粋さ。傑作です!
堤幸彦(映画監督 / 演出家)コメント
ミッキー・カーチス、細野晴臣、SUGIZO、そのラインナップをみて、
1960年代からのロックファンが動かないわけにはいかない。
しかしそこを超える自然体の物語にじんわり感動、どころかずっと“その意味”を考えてしまう。
それは監督・森田と氏、そして最近もっとも推しプロデューサー・広山詞葉さんの「純朴な狙い」に、脳の一部が反応したからに他ならない。見事だ。見事な短編だ!
中尾ミエ(歌手 / 俳優)コメント
「音楽の魅力」と「人生において本当に大事なこと」とは何か、をミッキー・カーチスさんが素晴らしい演技で教えてくれました。「歌えば思い出すんだよ。歌なんてそんなもんなんだよ。」まさにその通りだな、と。
全ての記憶が無くなっても、音楽を聞けばその当時が蘇る、そんな魔力が音楽にはあります。
私も、つくづく音楽をやっていてよかったなと思いました。
マギー(俳優 / 脚本家 / 演出家 / ミッキー亭一門)コメント
佇まい、息遣い、眼差し、微笑み。台詞ではない「・・・」に込められる情感。
齢を重ねてこそ薫る深い味わい。
「ただ、そこにいれば、ものがたり」。
我が師ミッキー・カーチスの存在感が北海道の空をも優しく包みこむ。
ミッキー・カーチスの映画作品
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倉本美津留 @kuramotomitsuru
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