第2回日本ホラー映画大賞の大賞受賞作を長編映画化した本作は、母から弟・日向の失踪にまつわる1本のビデオテープが送られた主人公・兒玉敬太が、忌まわしい過去を辿るべく動き出す物語。敬太を杉田が演じ、「あのコはだぁれ?」の
平井は敬太に力を貸す同居人で、霊感を持つ天野司に扮する。森田は敬太や司とともに日向の失踪事件を追う新聞記者・久住美琴役、藤井は彼女の上司である塚本哲也役に起用された。3名のコメントは以下に掲載している。
YouTubeで公開された予告編にはビデオテープの映像が映し出され、山の中の“見つからない廃墟”で敬太とかくれんぼをしていた日向が失踪する瞬間が確認できる。さらに再び山へ向かう敬太、司、美琴の姿も収められた。杉田は「この台本は不可思議でした。どんどん違和感が増していく。仕舞いには嫌悪感すら抱いていました。断っておきますが、決して台本に対する悪口ではありません。笑 それは、この作品を観た方が、一番よく分かると思います」と語っている。
なお「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」は第37回東京国際映画祭のアジアの未来部門に正式出品されており、10月30日と11月2日に上映される予定だ。
映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」予告編
杉田雷麟 コメント
この映画の台本を読んだとき、違和感を覚えました。何か言語化出来ないような違和感を。
僕は台本を覚えるとき、日常生活で口ずさむ様に覚えます。
ご飯を食べている時も、掃除をしている時も。不意に頭に浮かんだら口ずさむ。
しかし、この台本は不可思議でした。
どんどん違和感が増していく。仕舞いには嫌悪感すら抱いていました。
断っておきますが、決して台本に対する悪口ではありません。笑
それは、この作品を観た方が、一番よく分かると思います。
平井亜門 コメント
オカルトは大好きですが霊感ほぼ皆無なわたくし平井亜門が、視える男“司”くんの「当たり前」を想像し、とにかく近藤監督のホラー愛をこの映画に落とし込みたいという気持ちで撮影に挑みました。ホラー映画初の僕にはマジックの様なアイデア溢れる面白い撮影の連続でした。
日本ならではの奥ゆかしくもカビのように纏わりつく土着ホラーをどうぞお楽しみください。
森田想 コメント
久住美琴を演じました森田想です。ぴんと張る静けさを感じるような脚本に、的確な近藤監督の演出と、本当に怖い撮影地が融合して、背筋が凍るジャパニーズホラーが出来上がりました。一足早く見た際には、あまりの怖さに久しぶりに顔を覆うほど。同時に本格的なホラーにこうして関われた嬉しさもありました。東京国際映画祭での初上映で反響を得て、公開時に沢山の方に楽しんでもらえますように。是非ご期待下さい。
藤井隆 コメント
恥ずかしいのですが子供の頃から極度の怖がりでいただいた台本がしっとりずっしりと怖くて、読みながら怖い映像が(勝手に)浮かんできて最後まで読むのに時間がかかりました。撮影現場も暗くて(勝手に)怖くなってビクビクしていましたが森田想さんと喋ってる時が楽しくて救われました。物語の邪魔にならないように精一杯慎重に取り組みました。今も思い出すと怖いのですがせっかくなので完成したら映画館で観ようと決めてます。
清水崇 コメント
闇の山中に木霊する鈴の音...
荒いビデオ映像の奥に失きモノの姿...
日常に纏う歪(イビツ)が心情の闇に侵入してくる。
そして、現実(まこと)の世界でも近藤亮太という新たな才能が侵食してくる──
僕は何をしているのか?...またホラーの作り手にライバルを招き入れてしまった。
小手先で無い、真の闇/Jホラーの神髄に真っ向から挑む映画をご覧あれ!
そうだ〜そのとおりだ〜🍞🥐🥖🥪 @526show526ww
右上の男の人演技うまいよね好きだよ https://t.co/nGFXiTcQER