田中晴菜の特集上映が九州3劇場で開催、日高七海・岩永洋昭・渡部陽一らコメント

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「幸福な装置 -田中晴菜監督特集上映-」が11月15日から21日まで宮崎・宮崎キネマ館、22日から28日までシネポート、23日に鹿児島・ガーデンズシネマで開催。あわせて著名人からのコメントが到着した。

「幸福な装置 -田中晴菜監督特集上映-」ポスタービジュアル

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「いきうつし」場面写真

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「ぬけがら」場面写真

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映画監督・田中晴菜に焦点を当てた本特集。あいち国際女性映画祭2018の短編部門でグランプリ「金のカキツバタ賞」を受賞した「いきうつし」、第38回トリノ映画祭で国際短編コンペティション部門にノミネートされた「ぬけがら」のほか、第18大阪アジアン映画祭でも上映された「Shall we love you?」「甘露」、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」から着想を得て制作した「幸福な装置」が上映される。

「Shall we love you?」場面写真

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なおキャスト・スタッフによる舞台挨拶も各地で実施。田中晴菜、宮崎県都城市出身である岡慶悟のほか、星能豊田中一平らが参加する。詳細は以下にまとめた。

「甘露」場面写真

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「幸福な装置」場面写真

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俳優の日高七海は「映画を観終わった後、人生の邂逅を幾度もさせられるこの感覚は何だろう。何度もその感覚を確かめたくなって繰り返したくなる映画なのだ」と、純烈岩永洋昭は「以前、田中監督の作品『いきうつし』、『ぬけがら』を鑑賞させて頂き、私もその世界観に魅了された1人です。個人的には、映像作品というより、芸術作品という表現がピッタリな印象を強く受けました。1人でも多くの方々の元に届いてくれたら、と思います」とコメント。そして戦場カメラマン・渡部陽一は「岡慶悟 役者30年の歳時記。不動の姿勢、円熟ここに極まれり!」とつづった。

「幸福な装置 -田中晴菜監督特集上映-」予告編

幸福な装置 -田中晴菜監督特集上映-

2024年11月15日(金)~21日(木)宮崎県 宮崎キネマ館
2024年11月22日(金)~28日(木)宮崎県 シネポート
2024年11月23日(土・祝)鹿児島県 ガーデンズシネマ

上映作品

  • いきうつし
  • ぬけがら
  • Shall we love you?
  • 甘露
  • 幸福な装置

舞台挨拶

宮崎キネマ館

2024年11月15日(金)~17日(日)
登壇者:岡慶悟、星能豊、田中一平、上福元淳(衣装)、水野隆守(衣装制作)、田中晴菜(監督)

2024年11月18日(月)、19日(火)
登壇者:岡慶悟、田中一平、田中晴菜

2024年11月20日(水)、21日(木)
登壇者:岡慶悟、田中晴菜

シネポート

2024年11月22日(金)
登壇者:岡慶悟、田中晴菜

ガーデンズシネマ

2024年11月23日(土・祝)
登壇者:上福元淳、田中晴菜

日高七海(俳優)コメント

日高七海

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映画を観終わった後、人生の邂逅を幾度もさせられるこの感覚は何だろう。
何度もその感覚を確かめたくなって繰り返したくなる映画なのだ。

繰り返し映画の旅をしながらふと思った。
目の前で起こった「私」の悲しい出来事と不思議な邂逅に囚われた自分は、
お弁当をわざと忘れていったあの人の細やかな優しさを忘れないでいれたのだろうか。

岩永洋昭(純烈)コメント

この度は、地元九州への凱旋上映ツアー、おめでとう御座います。
以前、田中監督の作品「いきうつし」、「ぬけがら」を鑑賞させて頂き、私もその世界観に魅了された1人です。
個人的には、映像作品というより、芸術作品という表現がピッタリな印象を強く受けました。
1人でも多くの方々の元に届いてくれたら、と思います。

そして、
岡慶悟というオトコ…。
出逢ってから今に至るまで、
変わる事なく、
俳優としても、1人の男として、
サイコーにカッコよくて、優しくて、
そして、
サイコーにおバカで。
そんな岡さんが、大好きです。
念願の凱旋上映ツアーの大成功を、心より願っております。
また、飲み行きましょう笑

渡部陽一(戦場カメラマン)コメント

岡慶悟 役者30年の歳時記。不動の姿勢、円熟ここに極まれり!

完山京洪(プロデューサー・監督)コメント

田中監督は、失ってしまったもの、確かにあの頃存在したもの、に対する想いが作品作りへと動かしているようだ。文学的な言葉が均整の取れた俳優陣から語られ作られる世界観の先に、現実として過去にあったものを形にしようとする強い情熱を感じるのです。

中村貴一朗(映画監督)コメント

「いきうつし」「幸福の装置」は役者のフィジカルを上回る強烈な言語感覚を全身で浴びながら観客を田中晴菜ワールドに誘います。
その感覚は馴染みのない路地を歩いていたら、いつの間にか昭和の香り漂う商店街の夜市に足を踏み入れてしまったような、高揚と揺らぎを感じさせます。
一方で、「ぬけがら」「Shall we love you?」「甘露」は静的だが役者のフィジカルがとても際立つ作品群です。
言葉の強度とその配置が、作品のトーンを大きく分つのが田中監督ならではの特徴で、観客によって好みが分かれるところです。
僕は「ぬけがら」が特に好きです。長編化してほしい。

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(c)2024 田中晴菜監督特集上映

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みしマン @mishimangn

千葉ロッテを感じるお名前…… https://t.co/6AxbgsCoqZ

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