「ウイングマン」藤岡真威人がヒーローの所作をストック、加藤小夏は桂正和からの言葉回想

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ドラマ「ウイングマン」の記者会見が東京・テレビ東京で開催され、キャストの藤岡真威人加藤小夏宮野真守、原作者の桂正和、監督・アクション監督の坂本浩一が出席した。

左から坂本浩一、宮野真守、藤岡真威人、加藤小夏、桂正和

左から坂本浩一、宮野真守、藤岡真威人、加藤小夏、桂正和

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マンガ「ウイングマン」を実写化した本作は、特撮オタクの高校2年生・広野健太を主人公とする物語。異次元世界からやってきたアオイと出会った健太は、彼女の持つドリムノートによってウイングマンに変身し悪と戦うことになる。健太役で藤岡、アオイ役で加藤、健太が通う高校の新任教師・北倉先生役で宮野が起用された。

「ウイングマン」記者会見の序盤に登場したウイングマン

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ポーズを決めるウイングマン

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藤岡真威人

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まずはキャラクターと役作りについて質問が飛ぶ。藤岡は「原作マンガもアニメも見たのですが、けっこうコミカルで、実写に落とし込むときにどこまでやればいいんだろうと考えました。お色気シーンもあってどうしようと(笑)。ただ健太として一番大切にしなくてはいけないのは、ヒーローに対する憧れや純粋に特撮が好きという気持ち。そこはブレずに持とうと思いました」と述べ「今まで僕が触れてこなかった戦隊作品を1つひとつ観て、ヒーローの所作や見得、技をストックしておきました。現場で『ここでやれそうだな』と思ったときに出せるんじゃないかと思ったんです」「段取りが終わったあとに思い付いたヒーローっぽいものを(本番で)勝手にやってしまったりもしましたが、健太っぽいことはどんどんやっていいよと言ってもらえました」とうれしそうに語る。

加藤小夏

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桂のマンガをもとにしたドラマ「I”s」にも出演した加藤は「桂先生から面接のときに『マンガは読んできた?』と聞かれて『もちろん読みました』と答えたら、『1回全部を忘れてやってほしい』と言われました。アオイのかわいらしさや健太をいじるみたいな部分はもちろんあるんですが、それよりもアオイが3次元に来た意味や、ドリムノートの大切さを大事にして演じてほしいと。現場ではその言葉を大切にして過ごしました」と回想。そして「現場での真威人くんが健太でしかなかったです。まっすぐなヒーローバカですね」と笑顔を見せる。

宮野真守

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宮野は自身の役を「一言で言うなら、謎です(笑)」と説明しつつ「桂さんと現場でお話しできたことが大きかったです。今回は桂さんが大きく携わってくださって、マンガとは違った方向性になるかもしれないんですが、より人間ドラマやそれぞれの目的が明確になっている。その思いの強さがどうストーリーになっていくのか、というところです」とコメント。また「北倉先生の謎ムーブを坂本監督が面白がってくれて、もっとこだわっていこうかと盛り上げてくださったので、相乗効果が生まれました」と期待をあおる。

桂正和

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坂本浩一

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桂は「(北倉先生は)そんなに謎なやつだったっけな?」と笑いながら「でも原作とだいぶ違うと思うので楽しみです。原作者というより、制作スタッフのつもりで勝手に参加しているんです。総監修という冠も付けてもらっちゃって、作品全体をどう調整しようか頭を使いました。アオイの性格も若干違いますし、謎の先生もこういうキャラ立てをしたいというのがあったので、前もって宮野さんにも伝えられました」と話す。また、坂本は桂と夜な夜な作品作りについて話し合ったことを明かした。

藤岡真威人

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左から宮野真守、藤岡真威人、加藤小夏

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「印象に残っているシーンは?」と聞かれた藤岡は「這いつくばるシーンがあったんですが、天気にも恵まれたのでアスファルトが熱々で、フライパン状態でした。あとでマネージャーさんから『寄りの表情がよかったよ』と言われてありがたかったのですが、演技じゃなくてただ本当に熱かったんです」と笑いながら振り返る。宮野は「真威人くんとのシーンは面白かったですね。北倉先生と健太の距離感の近さは、僕なりに意味があるんです。真威人くんとは『ここはどうしようか』と逐一確認しながらお芝居をしてブラッシュアップできました」と述懐。藤岡は「宮野さんの表情筋のお芝居がすごくて! すべてをコントロールして感情を乗せていたんです」と称賛する。

ドラマ化のオファーをもらい、うれしかったものの一度は迷ったという桂は「大切な作品すぎて、もう少しタイミングを待とうかとも一瞬考えましたが、そろそろやったほうがいいと思ったんです。今までも何度かお話をいただいていたんですが今回はやろうかと」と話す。映像を観た感想を聞かれると「『ウイングマン』を描いていた20歳頃の僕が観たら号泣したと思います」と出来栄えに満足した様子を見せた。坂本はリアルタイムで連載を読んでいたそうで「『ウイングマン』が好きだったので、先生にお会いしてすごく緊張しました」「健太はヒーローオタクなので、変身後もオタク精神を貫くだろうというコンセプトから始めています。しっかり名乗ったり武器の名前を叫んだりと懐かしい特撮の雰囲気もありますし、でも最新のCG技術によって新しさもある。いい感じの新しいスタイルができていると思います」と胸を張った。

「ウイングマン」は、テレビ東京の「ドラマチューズ!」枠で明日10月22日にスタートし、毎週火曜24時30分からオンエア。DMM TVでは独占となる見放題・同時配信が行われ、初回のみ先行配信中。

ドラマ作品情報

ドラマチューズ!「ウイングマン」

テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ九州放送 2024年10月22日(火)スタート 毎週火曜 24:30~25:00
テレビ大阪 2024年10月25日(金)スタート 毎週金曜 26:10~
※DMM TVにて独占見放題・同時配信(初回のみ先行配信中)
※ネットもテレ東、TVerで見逃し配信

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ドラマ「ウイングマン」15秒ティザー映像

(c)桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

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映画ナタリー @eiga_natalie

【「ウイングマン」記者会見レポート】
藤岡真威人がヒーローの所作をストック、加藤小夏は桂正和からの言葉回想
イベントには #ウイングマン も登場!

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