朱川湊人の短編小説集を「そして、バトンは渡された」の
前田の監督作に「ロストケア」から続いて2作目の出演となる鈴鹿は、フミ子の婚約者で動物行動学の助教・中沢太郎役に起用された。中沢はカラスの研究に没頭するあまり、カラスと会話できるようになったという一面を持つ。「原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きました」と語る鈴鹿は、撮影現場で根気強くカラスとの対話を試みていた。
そしてファーストサマーウイカは俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋の看板娘である映画オリジナルキャラクター・三好駒子に扮した。劇中でキレのある関西弁を披露する彼女は「初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした」と回想する。さらに酒向は俊樹やフミ子と不思議な縁で結ばれる繁田家の父・仁役、六角は繁田家の長男・宏一役、キムラは繁田家の長女で宏一の妹・房枝役に選ばれた。3名のコメントも以下に掲載している。
「花まんま」は2025年春に全国で公開。なお“花まんま”は子供のままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、本作では大切な人へ贈るキーアイテムとして登場する。
鈴鹿央士 コメント
身近で大事な人が思い浮かんだり、生きていることをあらためて大切にしようと思える作品で、台本を読んで何度も泣いてしまいました。原作の最後の一行でちらりと姿を見せる人物が、脚本ではカラスと話せる研究者というキャラクターになっていたのは驚きましたが、監督はじめ現場の皆さんが明るい雰囲気を作ってくださったおかげで、自分なりにのびのびと演じることができたと思います。主人公の兄妹を演じる亮平さんと有村さんとは一番多くの時間を過ごし、数多くのことを学ばせていただきました。早くこの作品を見ていただきたい、そんな思いでいっぱいです。
ファーストサマーウイカ コメント
三好駒子は映画オリジナルのキャラクターで、
お好み焼きと世話焼きが得意な、
俊樹とフミ子を支える大切な存在です。
そんな駒子役を是非、と前田監督から
ラブコールいただいて光栄でした。
初めての前田組は、笑顔と関西弁に満ちていて、地元に帰ってきたようなアットホームで楽しい現場でした。
全世代に響く、あたたかい家族愛と不思議なストーリーに引き込まれる作品です。
ぜひ劇場でご覧いただきたいです。
酒向芳 コメント
脚本第一稿を読んだ→涙が出た→もう一回読んだ→また泣いた→原作を図書館で探した→読んでまた泣いた→物語の状況、時間軸を把握するために脚本を幾度も読み直した→……泣いた。
これほど涙を流した本はこれまでにあったかな?→記憶を辿っても無かった。原作、脚本にアッパレ!です。
六角精児 コメント
この映画の脚本を読んだ時、染み入るような感動と共に、「家族への思い」の大切さと有り難さが理屈を超えて僕の心に押し寄せて来ました。参加出来て光栄の一言です。
キムラ緑子 コメント
とても不思議なお話でもありますが、登場人物それぞれが、誰かを愛し思いやる愛情で詰まったとても優しい物語だと思います。
撮影現場では、皆さまとさまざまな感情を交わし合いながら、泣き過ぎでは?と思うくらい泣きました(笑)。
共演の皆様のいろんな表情を思い出して、感動的なシーンに、ともにいることができて幸せだったなぁと思います。
監督の思い描く世界の完成を心待ちにしております。
鈴鹿央士の映画作品
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yuka @yuka69680058
関西が舞台と言う事で知っている場所が沢山出て来るのも楽しみです😊❤️✨待ち遠しい🥰🎞️
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