アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した
セレモニーがスタートすると、
また、黒沢の教え子である濱口は「おめでとうございます。学生時代からたくさんのことを教わって、今自分が仕事ができているのも黒沢さんのおかげだと思っていて、すべてを教わったような、そういう気持ちでおります」とコメント。「これからも、恐ろしく、そしてなぜか爽快な映画を作り続けていってほしいと思います。その背中をずっと追いかけます。改めて、おめでとうございます」と師の快挙を喜んだ。
感激した様子で壇上に上がった黒沢は「このような素晴らしい賞をいただき、驚いております。予想もしませんでした。僕が映画を撮り始めてもう40年になりますが、初めて釜山映画祭に参加したのはおよそ20年前なので、僕の映画人生の半分は釜山映画祭に見守られていたと言っていいでしょう。その20年間のキャリアが評価され、このような名誉ある賞をいただけたのだと思います。たいへん感激しております」と謝辞を述べる。
監督作「
転売で稼ぐ主人公・吉井の日常が破壊されていくさまを描いた「Cloud クラウド」は全国で公開中。菅田将暉が主演を務めた。
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映画紹介人 ジャガモンド斉藤 @MondMasa
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