動画配信サービスDMM TVの新作発表会「DMM TV まつり ORIGINAL Content Lineup」が本日10月2日に東京・DMM.com六本木本社で開催。オリジナルドラマ「外道の歌」より、キャストの
オファー時について、窪塚は「『亀梨くんと俺か』という新鮮さと、ハードコアなテーマの原作なので『俺、鴨ノ目武できるかな?』というのが最初の印象でしたね。ただ、やりたいという気持ちは前のめりでした」と述懐する。亀梨は「(内容や役柄的に)未知の領域だったけど、自分の好奇心もあり、窪塚さんとご一緒できるかもということで飛び込みました」と語った。
演じた感想を問われた窪塚は「ほとんど何もやっていないんですよね(笑)。衣装もワンポーズだから準備は15分ぐらいだし、セリフは亀ちゃんの10分の1ぐらい。アクションもやってくれるし、すごい比重で担ってくれていた」と回想しつつ、「普段より低音でしゃべるのを初志貫徹できたのは、その(セリフ量の)おかげ。拷問シーンでは饒舌になるので、メリハリを楽しみました」と語る。亀梨は撮影について「楽しかったです!」と率直に述べ、「“静と動”という感じなので、僕は動き回って(カモに)ちょっかいを出していましたね。本番ギリギリまで『どうやろうかな?』と考えていました。ラップもさせてもらいました」と明かした。
本作の見どころについて、窪塚が「やっぱり亀ちゃんの関西弁! 関西在住12年目の俺的にはほぼ完璧なんじゃないかと」と伝えると、亀梨は「ハードル上げないでくださいよ(笑)」と言いつつ、「寝る直前まで方言指導の先生からいただいた(音声)データを枕元で聞いていましたね」と役作りへの情熱をうかがわせる。さらに亀梨は「立場や見る角度で善と悪の受け取り方が変わってくる、考えさせられる作品だなと思います。人の怖さも汚さも描かれています」と本作の魅力をアピールした。
髪型などのビジュアルにもこだわっているといい、亀梨に関しては毎回2時間以上掛けてヘアメイクやタトゥーのペイントなどをしていたそう。窪塚は「原作者の渡邊先生が現場に来たとき、僕に対しては『ぴったりです。カモそのままですよ』と言っていたんです。でもそのあとに亀ちゃんを見たらすごく驚いて『僕が描いたトラがここにいます!!』と。さっき俺に言ったの嘘じゃん!って思うぐらい反応が違った(笑)。でもそれぐらい“まんま”です」と期待を煽った。
最後に亀梨は「自分が見たことのない自分が見れるんじゃないかと思っています」、窪塚は「DMM TVらしさと、僕らの化学反応がどう画面に出るのかが楽しみです」と伝えた。
「外道の歌」の配信日は、12月6日に決定。「サユリ」の
映画ナタリーではイベントの様子を引き続きレポートする。
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