1994年から2016年まで週刊ヤングジャンプで連載された「サラリーマン金太郎」シリーズは、元暴走族のヘッドでマグロ漁師からサラリーマンの世界に飛び込んだ矢島金太郎の型破りな活躍を描いた作品。過去には高橋克典、永井大の主演でドラマ化、映画化されてきた。
映画の「【暁】編」では新たな金太郎の誕生を、「【魁】編」では金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう姿を描く。原作や過去の映像化の頃とは時代やコンプライアンスが変化しているため、設定やストーリーは変化しているが、金太郎の譲れないものは絶対に譲らない勇猛さは変わらないという。監督は
金太郎役の鈴木は「脚本から滲み出るキャラクターの芯の強さを大切にしながら、言葉一つ話すのも難しく感じてしまうこのご時世に型破りに突き進んでいく令和版金太郎を演じていてとても爽快感を感じました。時代と逆行する金太郎が社会とどう対峙していくのか見届けていただけたら嬉しいです」と語っている。下山、プロデューサーの前田利洋のコメントも下部に掲載した。
鈴木伸之 コメント
矢島金太郎役を務めさせていただきます鈴木伸之です。
お話をいただきとても感謝しています。
脚本から滲み出るキャラクターの芯の強さを大切にしながら、
言葉一つ話すのも難しく感じてしまうこのご時世に
型破りに突き進んでいく令和版金太郎を演じていてとても爽快感を感じました。
時代と逆行する金太郎が社会とどう対峙していくのか見届けていただけたら嬉しいです。
毎日喉が枯れヘトヘトになって帰路についた日々が懐かしいです。
力余すことなく挑戦した作品です。
皆様に少しでも愛される作品になりますように。
下山天(監督)コメント
危うきものは排除するコンプライアンスに縛られた今の時代に、大義の為ならルール違反も厭わぬ型破りなサラリーマンが存在し得るのか…
いやいや、様々な制約でがんじがらめの現代だからこそこそ、我らは矢島金太郎の出現を待っている。
その彼の<正しさ>と<強さ>は新しい日本へアップデートする為の手掛かりになると確信しています。
前田利洋(プロデューサー)コメント
政治への不信、広がる格差社会、将来への不安しかない今の日本。言いたい事も言えない世の中だからこそコンプライアンス無視の破天荒な男、矢島金太郎が必要だと思いました。
金太郎のストレートで熱い想いが人々の心を動かし、会社で成り上がって行く姿に、胸がスカッとし、背中をちょっと押される事でしょう。
今の時代に合わせた新しい設定、ストーリーになっています。そんな令和版の新しい金太郎役には鈴木伸之さんがピッタリだと思いました。その体格、風格、力強いまなざし全てが今までにない金太郎になっています。
令和版の「サラリーマン金太郎」にご期待ください。
田中眞一 @stnkfilm
鈴木伸之主演で「サラリーマン金太郎」が新たに映画化、前後編の2部作(コメントあり) https://t.co/iUkNV8Bsag