「傲慢と善良」藤ヶ谷太輔が“かっこ悪さ”体現、辻村深月「もれなく観てほしい!!」

藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）と奈緒がダブル主演を務めた映画「傲慢と善良」の新たなメイキング写真が到着した。

同作は、マッチングアプリで出会った西澤架と坂庭真実の“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー。藤ヶ谷が“傲慢”な架、奈緒が“善良”に生きてきた真実を演じた。

ドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」以来となる2度目の共演を果たした藤ヶ谷と奈緒。彼らは、撮影前から監督の萩原健太郎とともに恋愛観や結婚について話し合い、現場でも作品について議論を交わしていたという。その熱量の高さを目の当たりにした原作者の辻村深月は、完成した映画について「2人ともかっこいい、かわいいけど、“かっこ悪い”っていうところをすごく大事に演じてくださっているんです。でも人が生きてくってそうだよな、とすごく伝わってきて。もうめちゃめちゃ面白かったです」とコメントする。

“かっこ悪さ”については、奈緒も「萩原監督と藤ヶ谷さんと私と3人で話すときにすごく大事なキーワードにしていました」と同意。それを藤ヶ谷が体現した、架が声にならない思いを叫ぶ場面をお気に入りのシーンに挙げた辻村は「みんなに観てほしいですよね！ もれなく観てほしい!!」、奈緒は「私はあの撮影にいなかったので、試写で初めて観たのですが、『あっ、真実が見たかった架くんってこれだな』とすごく思った」と語った。同シーンはYouTubeで公開中のスポット映像にも収録されている。

「傲慢と善良」は9月27日より全国ロードショー。

映画「傲慢と善良」スポット映像 ＜男女の視点編＞