大切な人との思い出か延命か…ミッキー・カーチス主演「運命屋」公開日・予告が解禁

ミッキー・カーチスが主演を務める短編映画「運命屋」のポスタービジュアルと予告映像が到着。11月2日より北海道・シアターキノで先行上映されたのち、11月8日から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開されることもわかった。

本作は、元ミュージシャンの老人が人の記憶と命を管理するという謎めいた“運命屋”の女性と出会ったことから展開する物語。彼は寿命をまっとうするか、大切な人の記憶と引き換えに寿命を延ばすか決断を迫られ、人生において1番大切なものとは何かを自身に問いかける。カーチスが主人公・時雨奏、広山詞葉が“運命屋”のイオリに扮したほか、伊原卓哉、菊地梨希、高平桃見、ニンジャ、竹江維子、甲本雅裕、橋爪功も出演。撮影は北海道・名寄市で行われた。

監督と脚本は森田と純平が担当。主題歌は細野晴臣、劇伴はロックバンドLUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARSのメンバーであり、作曲家のSUGIZOが手がけた。このたびYouTubeで解禁された映像には、イオリから「あなたは7日後に寿命を迎えられます」と言われた時雨が「え？」と聞き返す様子や、2人が夕日を前にベンチで話すシーンなどを収録。ポスタービジュアルには、ハーモニカを吹く時雨の姿が切り取られている。なお本作は、第19回ロサンゼルス日本映画祭のBest Short+ Award部門で最優秀賞を受賞した。

映画「運命屋」30秒予告編