「エイリアン：ロムルス」メイキング映像解禁、生々しい動きはロボット技術で表現

映画「エイリアン：ロムルス」のメイキング映像がYouTubeで公開された。

未知の生命体エイリアンと人類の死闘を描く「エイリアン」シリーズ最新作となる本作。第1作「エイリアン」と第2作「エイリアン2」の間の時代を舞台に、宇宙ステーションのロムルスでエイリアンの恐怖と対峙する若者たちの姿が描かれる。光のない採掘コロニーで暮らしていた主人公レインをケイリー・スピーニーが演じたほか、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセドらがキャストに名を連ねた。

リドリー・スコットが製作、「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスが監督を務めた本作。映像には本作に登場するクリーチャーの姿や、宇宙船内のセットでの撮影風景が収められた。「エイリアン2」からエイリアンのデザインに携わってきたスタッフが集結し、オールCGではなく、あえてアニマトロニクスというロボット技術を駆使して生々しい動きを表現している。

アルバレスは企画の初期段階から、実際のセットを使用した撮影にこだわっていたという。セットは必要に応じて360度どこを向いても撮影できるものになっているそうで、プロダクションデザインを担当したネイマン・マーシャルは「どのボタンのスイッチも実際に使えて点滅しますし、モニターもすべて本物で、その場で操作しています」と徹底した作り込みについて語っている。

「エイリアン：ロムルス」は全国で公開中。

映画「エイリアン：ロムルス」メイキング映像