中村英児が監督を務めた「Good Luck My Road」故郷の愛知で上映

中村英児が監督・プロデューサーを担った映画「Good Luck My Road」が、9月13日から26日まで愛知・ミッドランドシネマ名古屋空港で上映される。

本作の主人公は、東京でバイトを転々としながら自堕落な毎日を送る清水蒼真。実家は老舗の料亭だが、兄との経営方針が合わず、反発して家を出た。ある日、蒼真は偶然出会った緒形初音から「吉野に行きませんか？ 一緒に」と誘われたことを機に、壮大で不思議な旅を始める。

安藤勇雅が蒼真役、井筒しまがヒロイン・初音役で出演。「日本の心、世界に届け」をコンセプトに制作され、金峯山寺、金峯神社、吉水神社などの世界遺産で撮影が実施された。奈良県の吉野山、天川村・洞川の美しい景色が映し出され、劇音楽には二十五絃箏、薩摩琵琶、横笛などの和楽器が使用されている。

愛知県春日井市の出身である中村は「念願だった地元での上映が叶い、心から嬉しく思っています。また、それと同時に今までにない高揚感と緊張感があります。今まで養った感性の集大成がどのように地元の方々に届くのか。その感想や評価を聞くのが待ち遠しく思う反面、怖くもあります。万感の思いと共に、やっと辿り着いたこの機会を存分に楽しみたいと思います」とコメントした。なお9月13日から16日、20日から23日には中村らによる舞台挨拶も行われる。

映画「Good Luck My Road」予告編

中村英児 コメント

本作の公開日2024年9月13日は、上京して29年5カ月と25日目となります。愛知県春日井市で生まれ、東京に上京して約30年。念願だった地元での上映が叶い、心から嬉しく思っています。また、それと同時に今までにない高揚感と緊張感があります。今まで養った感性の集大成がどのように地元の方々に届くのか。その感想や評価を聞くのが待ち遠しく思う反面、怖くもあります。万感の思いと共に、やっと辿り着いたこの機会を存分に楽しみたいと思います。