グレッグ・アラキが“若者の終末”描いた2作品、デジタルリマスター版で上映

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グレッグ・アラキ監督作「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」のデジタルリマスター版が公開される。

「ドゥーム・ジェネレーション」(上段)、「ノーウェア」(下段)のビジュアル

「ドゥーム・ジェネレーション」(上段)、「ノーウェア」(下段)のビジュアル

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「ドゥーム・ジェネレーション」場面写真 (c)1995 UGC and the teen angst movie company

「ドゥーム・ジェネレーション」場面写真 (c)1995 UGC and the teen angst movie company[拡大]

「ノーウェア」場面写真 (c)1997. all rights reserved. kill.

「ノーウェア」場面写真 (c)1997. all rights reserved. kill.[拡大]

ティーンエイジャーを主人公に、同性愛者のリアルライフを一貫して描いてきたアラキ。彼は異性愛を常識とする当時の概念や、それを支えてきた映画の在り方に対抗した1990年代のニュー・クィア・シネマを牽引し、インディカルチャーの旗手として知られる。アラキなりの反骨精神あふれるパンクなやり方で“若者の終末”を描いた「ドゥーム・ジェネレーション」「ノーウェア」、そして「トータリー・ファックト・アップ」の3作品は“ティーン・アポカリプス・トリロジー”と称されている。

「ドゥーム・ジェネレーション」にはローズ・マッゴーワンジェームズ・デュヴァルジョナサン・シェック、「ノーウェア」にはデュヴァル、レイチェル・トゥルーネイサン・ベクストンキアラ・マストロヤンニ、デビー・マザールが出演した。なお今回の上映では、そのストレートな性表現から公開当時やむなくカットされたシーンが含まれるため、2作品ともレーティングはR15+に指定された。

ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版」は11月8日、「ノーウェア デジタルリマスター版」は11月15日より東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で順次公開。

※「ドゥーム・ジェネレーション」はR15+指定作品
※「ノーウェア」はR15+指定作品

映画作品情報
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(c)1995 UGC and the teen angst movie company (c)1997. all rights reserved. kill.

読者の反応

saebou @Cristoforou

『ドゥーム・ジェネレーション』のリマスター版はこの間ダブリンでやったやつと同じじゃないかと思うんですが、マジでローズ・マッゴーワンの演技を見る映画でした。すんごいオシャレだし…
https://t.co/M8GsD0DDxP https://t.co/aZG7uyiiWH

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