映画「
本作は、プリズムスタァを目指す少年たちの成長を描くアニメ「KING OF PRISM」シリーズの約4年ぶりとなる劇場映画。2019年に劇場上映およびテレビ放送された「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」に、新規パートを加えて再構成された。オバレの3人がそろってイベントに登壇するのは約7年ぶり。応援上映を終えたばかりの会場からは、興奮冷めやらぬ大きな拍手と歓声が湧き、柿原は「11年前にこのシリーズが始まって、新しいキャラも出てくる中で、僕たちのことを忘れないでいてくれてずっと応援し続けてくれて、本当にありがたいなと思っています。サイリウムの色をキャラごとに変えてくれたりとか愛情が伝わっています」とファンに呼びかけた。
オバレは劇中の新規カットであるCMパートに多数登場しており、増田は「台本をもらったときは、正直ちょっとよくわからなかった(笑)。アフレコ当時はコンテの状態だったので、演じるテンション感、方向性などを探るのが難しかったです」と率直に明かす。一番最初にアフレコしたという柿原は「何をやらされてるんだろうという気持ちが最初はありましたけど(笑)、2人があとに続いてくれるだろうという気持ちで橋渡しさせてもらいました」と裏話を披露。続く前野も「台本の『はぐぅっ! アッーーー!』というセリフも何が正解だったのか……」とこぼすが、柿原から「『はぐぅっ! アッーーー!』はわかるだろ! ハグしてアー!だよ! みんなわかるよ!」と予想外に反論されて苦笑した。また柿原は、劇中CMで力士姿になった各キャラについて言及。「みんなちゃんと体格が違う。コウジが一番ガタイがよくて、カヅキがボクサーのような締まった体。ヒロはまんま前野の体だったの、シュっとしてる。俺、体鍛えてるから観察した!」と独特な視点での見どころを伝えた。
「KING OF PRISM」は2013年4月から2014年3月に放送されたテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフとして始まったシリーズ。「プリティーリズム」からそれぞれの役を演じてきた3人は11年の付き合いとなる。前野は「序盤のヒロは方向性が定まっていなくて演じるのが難しかった。『体は(蓮城寺)べるを求め、心はコウジを求めている』というディレクションがあり、それをセリフにどう落としこんで表現するのが正解なのか感覚をつかむのに苦労しましたが、その積み重ねで今のヒロがいます」と回想。一方、増田は「『プリティーリズム』から『キンプリ』まで、キャラクターとして一番変化がないのはカヅキ。もともとみんなをまとめるお兄さん的存在として描かれていましたが、僕が新人時代だったのでハードルを感じながら収録しました」と打ち明ける。
質問コーナーでは、最後に「もし今後オバレの新しいストーリーが見られるとしたら何を期待しますか?」とMCから質問が。3人が「とりあえずCM?」「スポンサーがいないと」と相談していると、客席から「ソロのプリズムショーが見たい!」という声を受け、「確かに! それは見たいね」と共感を示し、これまで紡いできたファンとの絆をうかがわせた。
「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」は全国で上映中。
たむ☻ @ta_m_sutt
『体は(蓮城寺)べるを求め、心はコウジを求めている』
……!?(ナルチャンハー!?)
まぁ、コウジのものはなんでも欲しいもんな…… https://t.co/81AKbYcDJG