「きみといた世界」は、現実の日常では交わることのなかった“コミュ障”でひとりぼっちの高校生・卓とクラスの人気者・碧衣が、彼らのほかに誰もいない謎の世界に迷い込むことから始まる青春SFラブストーリー。もとの世界に戻るため、2人が心を合わせて試行錯誤するさまが描かれる。オーディションで抜擢された高橋が卓役、「仮面ライダーエグゼイド」などに出演してきた中川が碧衣役を担ったほか、
本作の物語は、自身のマンガを映像化したかったarawakaと、監督としてSF青春ものの映画を撮りたかった
映画の公開に先駆けて、マンガのモノクロ版がarawakaのXほかSNSで晩秋から毎週金曜に無料配信され、カラー版が各電子書店で配信されることも明らかに。詳細は、arawakaのXおよび映画の公式SNSで随時発表される予定だ。このたび解禁されたポスタービジュアルには、制服姿の卓と碧衣が収められている。arawakaによるキャラクターのイメージイラストも到着した。
※保崎麗の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
政成和慶 コメント
この「きみといた世界」は、「arawaka氏と自分が一緒に物語を考え、
同じ脚本で漫画と映画を作ったら面白いのではないか?」
という発想で作品づくりがスタートしました。
映画を作りたい、漫画を描きたいという想いから始まった企画でしたが、
漫画を描くarawaka氏とあらすじ、脚本を作っていく上で、漫画と映画、それぞれの表現方法の違いから
お互いの意見が食い違うこともあり、これは無謀な挑戦だったのかもしれないと思うこともありました。
しかし、面白い作品を作りたいという想いに突き動かされ、真摯にお互いが向き合うことで
納得する脚本が完成しました。
その後、arawaka氏がキャラクターのイメージカットを漫画で描いてくれました。
それらキャラクターを演じるは誰だろう? イメージカットが理想のままで終わらなければ良いのに。
そんな不安と淡い期待が入り混じったまま、オーディションなどで演者さんが決定していきました。
吉川碧衣を演じた中川さんは、明るく人気者の反面、どことなく寂しげで、
その二つが共存しているむずかしい役柄を素敵に演じきってくれました。
水野卓を演じた高橋さんは、コミュ障でぼっちな感じの中にもピュアさがあり、
それは元々の人柄の良さがないと、きっと表現しきれなかったと思います。
管理人の不思議な存在感は弓削さんにしか体現できなかったと思います。
作品のジャンルは青春SFラブストーリーになるかと思います。
SFの表現に必要なCG制作はCG監督とともにとても苦労しました。
しかし、SFと青春が融合することで「きみといた世界」にしかない世界観を構築できたのではないかと思っています。
漫画と映画で描かれる「きみといた世界」を是非、お楽しみください。
arawaka コメント
監督とは幼馴染です。ある日の夜、地元の川の堤防の上でだらだらと語り合っていたら
「映画を作りたい」「漫画を描いてそれを映像化してみたい」何となくそんな話になって、それが今作を作るきっかけになりました。
撮影現場では頭の中にある漫画のイメージが、俳優さんたちの熱のこもった演技で目の前で現実のものとなる様子に感動し、何度かこっそり泣いてしまいました。
完成した映像にはさらに、素晴らしい音楽やCGなどが加わって、思い描いていたものが形となり、とても感慨深かったです。
映画を作ることは初めてでした。大変でした。特に脚本制作が難航しました。苦しくて途中、挫けそうになることも何度かありましたが、諦めなくてよかったと思っています。
作中の主人公たちも諦めない子たちです。作り手とキャラクター、それぞれが諦めずにどういう決着を迎えたか、是非ご覧いただけますと幸いです。
渋谷プロダクション @shibuyanokobaya
配給協力してます。 https://t.co/1Z5uwvQUsv