ゴールドラッシュに沸いた明治の北海道を舞台にした本作は、アイヌが遺した莫大な埋蔵金を狙う元陸軍兵・杉元佐一と、彼と行動をともにするアイヌの少女・アシリパの冒険物語。ドラマでは、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負う囚人狩りが本格化し、それぞれの過去や信念が解き明かされていく。
この日は杉元役の山崎、アシリパ役の山田のほか、“脱獄王”の異名を持つ白石由竹役の
山崎は「あの映画は序章にすぎなかった……!という感じでドラマが始まっていきます」と挨拶し、舘も「映画を超えるスケール感でできあがってる。ぜひ最後まで楽しんでほしい」と呼びかける。山崎は、くせの強いキャラクターが多数登場するドラマの魅力を聞かれ、「全部です!」と堂々宣言し、「そう言いたくなるぐらい、ドラマから登場するキャラクターはみんなくせが強くて、濃い。全員印象に残ってます。萩原(聖人)さんの辺見とか、すごいです。もう全員」と回答。玉木も、そのキャラクター陣の濃さに「第七師団はヤバいやつらばっかり。ドラマを全部観て改めて思いました。本当にヤバいやつしかいない。それぐらい見応えがあります」と語った。
8月22日に鯉登音之進を演じることが発表されたばかりの中川。山崎は「満を持しての発表。すごく魅力的な鯉登少尉だった。大志と共演するのもかなり久々でうれしかったです。大志の鯉登少尉が出てきて『ドラマの成功を確信した』とスタッフの皆さんも言ってました」と期待を述べる。10代の頃から知っている間柄の中川は「ちょっと照れくさかったですね(笑)。でも僕はあとからの合流だったので、ドキドキしてました」と振り返る。
中川は鯉登を演じるに当たって、ビジュアル面の打ち合わせを入念に重ねたそう。「まずは眉毛ですかね。すごく特徴的なのでこだわりました。あの眉毛を初めて付けたとき、鏡を見て『鯉登じゃん!』と思いました。自画自賛ですが(笑)」と明かしつつ、「あの眉毛には感謝してます。(役の)スイッチを入れてくれた」と述懐。鯉登の薩摩弁や示現流の剣術についても「かなり大事に演じました」と話した。
山田はドラマの注目ポイントを「アシリパの出生が金塊争奪戦にどう関わってくるのか、だんだんとドラマの中で明らかになってくる。そこにアシリパがどう対峙するのか観ていただけたら」と解説。さらに「あとはグルメですね。映画に引き続きたくさん出てくるので、そこはお楽しみに」とアピールする。また映画と同様にアシリパの変顔などコミカルなシーンも多く、「面白いシーンは、映画よりも盛りだくさんかもしれない」と期待を煽った。
このほかのキャスト陣も口々に映画の魅力を語る。両耳を失っている二階堂浩平を演じた柳は「ビジュアル、けっこうインパクトがあります。ヘッドギアを被ってるんですが、あごの部分に耳を付けて、頭に乳首を付けて……(笑)」と奇怪なビジュアルを紹介し、家永と同じく口元にほくろがある桜井は「まあまあ同じ位置にありまして。実際の撮影でも、このほくろを生かして撮影してます。そこは運命を感じたところ」と述懐。さらに、家永がある人物の目玉を舐めるシーンに触れ、「誰とは言わないですが、女優さんの目ん玉を舐めたのは初めて。未遂ですけど、ちょっと申し訳ないぐらいの距離。完成したものを観ても距離が近くてびっくりました」と明かす。池内はキロランケが持つマキリ(小刀)の魅力を「アイヌの伝統工芸品を作ってらっしゃる貝澤徹さんに作っていただいたもの。本当に美しくて、かっこいい。繊細で素敵でもあって、感動しました」と話した。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
※アシリパのリ、インカラマッのラは小文字が正式表記
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【ドラマ『ゴールデンカムイ』完成披露試写会】山崎賢人らドラマ「ゴールデンカムイ」の魅力語る 鯉登少尉役の中川大志は「眉毛に感謝」 https://t.co/3MsmJHMmwa
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