本作は実在する天才写真家の深瀬昌久を主人公に据えたダークファンタジー・ラブストーリー。カラスを撮り続けた代表作「鴉」が高い評価を受け、これまで世界各国の展覧会に出展を行った彼だが、たびたび酒に溺れ1992年に転落事故で脳障害を負い、20年の闘病の末2012年に死去した。
深瀬は才能を発揮する裏で、心を閉ざし闇を抱える一面を併せ持つ人物。劇中では妻であり被写体であった洋子と、芸術と愛を追い求めた50年が紡がれていく。浅野が深瀬、瀧内が洋子に扮した。「イングランド・イズ・マイン モリッシー,はじまりの物語」の
浅野は「本当に僕はもう好き放題やりました。僕にしかできない役だったと思いますし、僕が経験してきたことが全て活かせた役だと思います。深瀬さんという魅力的な人に出会えたことで、僕もここまでできたんだなと思うので、その好き放題やっている僕を楽しんでもらえればありがたいです」とコメント。本作で海外合作映画に初出演となる瀧内は「脚本を読むかぎり、どのような仕上がりになるのか未知な部分もありましたが、マーク・ギル監督の才気がほとばしる、想像以上に素晴らしいファンタジックな物語が出来上がりました」とつづった。
アークエンタテインメントが配給する「レイブンズ」は、東京・TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国で公開される。
マーク・ギル コメント
深瀬のことは2015年にイギリスの新聞で掲載されていた記事で知りました。彼の写真はもちろんですがそれを越えて複雑な深瀬と洋子の愛の物語が私を魅了しました。最初から深瀬役には浅野さんしか頭にありませんでした。プロデューサーたちには彼がキャスティングできなければこの映画はやめると言っていたほどです。ありがたいことに彼は企画を気に入ってくれて早い段階でコミットしてくれました。
洋子役に関しては、特別な女優をキャスティングする必要があるとずっと思っていました。洋子本人と数日間一緒に過ごしてみて、洋子を演じる女優には、深瀬(浅野)の強烈な重力にも拘わらず決して彼の影に隠れない強さが必要になるだろうと感じました。最初に公美を見たのは「火口のふたり」でしたが、スクリーンに映し出される存在感とともに彼女の勇気に感動しました。
日本は私が深く愛する国ですし、いつも温かい歓迎を受けてきました。日本での公開を心の底から楽しみにしています。
浅野忠信 コメント
「レイブンズ」本当に僕はもう好き放題やりました。僕にしかできない役だったと思いますし、僕が経験してきたことが全て活かせた役だと思います。深瀬さんという魅力的な人に出会えたことで、僕もここまでできたんだなと思うので、その好き放題やっている僕を楽しんでもらえればありがたいです。
瀧内さんは、きちんと役としてその場に生きてくれていたので、洋子そのもの。瀧内さんの鋭い勘には感謝してます。
瀧内公美 コメント
憧れの浅野忠信さんとのお仕事はとても刺激的で忘れられない体験になり、役者人生の中でこれ以上ない幸福な時間を過ごさせてもらいました。
脚本を読むかぎり、どのような仕上がりになるのか未知な部分もありましたが、マーク・ギル監督の才気がほとばしる、想像以上に素晴らしいファンタジックな物語が出来上がりました。
ぜひお楽しみに!
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モトユキさん TOKYO portrait AWARD 2024 12/17-22 @motoyuk
@eiga_natalie @asano_tadanobu 似てるなあ。
昔、一ノ瀬泰造さんも似てると思ったけどね