廣嶋玲子が作、jyajyaが絵を担当する児童書シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を実写映画化した本作。幸運な人だけがたどり着ける駄菓子屋・銭天堂(ぜにてんどう)を舞台に、願いが叶う“ふしぎ駄菓子”を買った人々の物語がつづられる。天海が銭天堂の店主・紅子(べにこ)、映画初出演の大橋が小学5年生の担任を務める等々力小太郎に扮した。
伊原が演じるのは、大手出版社にてファッション雑誌の編集者として働く相田陽子。大学時代のサークルの先輩である小太郎が、ひそかに思いを寄せる映画オリジナルのキャラクターだ。もともと児童書の編集部への配属を希望していた陽子はおしゃれに疎く、SNSでトレンドを発信することに四苦八苦。そんな彼女の運命は、食べると自分にぴったりのおしゃれな品が光って見える“おしゃれサブレ”によって変わっていく。なお、おしゃれサブレは原作では物語化されていない駄菓子だ。
伊原は「年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心から嬉しかったです。願いを叶える不思議な駄菓子達はいつだって心がときめくし、尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思い当る気がしました。人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです」と喜びを語る。プロデューサーの今安玲子によるコメントも下記の通り。
伊原六花 コメント
相田陽子を演じました、伊原六花です。
年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心から嬉しかったです。
願いを叶える不思議な駄菓子達はいつだって心がときめくし、
尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思い当る気がしました。
そんな願いを叶えてくれる、銭天堂の不思議な世界に魅入っていると、
いつの間にかスピードを上げながら、形を変えていく願いに、
脚本を読んだ時も撮影が始まってからも、ドキドキが止まりませんでした。
丁寧で、熱量のある中田監督の基、天海さんはじめ、素晴らしいキャストや
スタッフの皆さんとの時間はとても温かく、刺激的でした。
人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです。
たくさんの方に届きますように。よろしくお願いします。
今安玲子(プロデューサー)コメント
強い意志の眼差しと思わず応援したくなるような清々しさを持つ伊原六花さんであれば、陽子というキャラクターを等身大で愛すべき人物として演じていただけるのではないかと思い、オファーしました。欲望に翻弄され自分を見失うような困難なシーンでも繊細に心情を体現されていて、その表現力と思い切りの良さで私たちの想像を超える陽子をつくり上げてくださいました。今までにないくらい感情の振れ幅が大きい伊原さんをスクリーンで見届けて欲しいです。心の内面と共に、衣裳やメイクも変貌していく陽子の七変化にも是非ご注目ください。
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