本書籍には雑誌「+act.」で2020年から連載中のコーナー「きり、とる。」の写真や文章が掲載され、高杉が使い捨てカメラで心の動くままにシャッターを切った写真の数々や、カメラマンの石田真澄がフィルムカメラで撮影したカットが収められた。高杉が“今一番行きたい”と願った場所・長崎の街を旅した様子が切り取られている。
報道陣を前に緊張気味の高杉は「暑い中、ありがとうございます」と挨拶。続けて「『I/my』は(読者と)距離感が近い作品になればいいなと思って作らせていただきました。今回はフィルムカメラで、一緒に旅に出ているような写真を撮っていただきました」と自信をのぞかせる。また「長崎ではお目当ての角煮まんを食べることができてうれしかったです」とほほえむ。
雑誌「+act.」の連載が掲載されることについて高杉は「2年前の自分は、こんなことを考えていたんだなと思いました。思ったことを記録されるってちょっと怖いなと(笑)。かなり濃い2年だったので気恥ずかしさもありましたし、自分の一部が記されている感じがします」と言葉を紡ぐ。フォトブックの中からお気に入りショットを選んだという高杉は「長崎の風景を含め、写真として好きな1枚です。姿勢が不恰好なのも僕っぽくていいなあと」と理由を口にする。さらに「今回は、表情を崩した写真もあえて選んでいます。素の自分を感じてもらえたらうれしいです」と見どころをアピールした。
俳優活動15周年を迎えた高杉は「15周年だと言われると実感が湧きますが、自分では15年も経った感覚はありませんでした。年数が経った分、自分が成長していたらいいなと思っています。いまだにカメラの前は慣れません」とコメント。15周年を機に新たに挑戦したことを尋ねられると「ずっと変わらず部屋で過ごしていますが、筋トレを始めました」「なかなか難しいですが、プロレスラーの体が好きなので、ああなりたいという憧れはあります」と明かした。
高杉は「I/my」というタイトルに関して「フィルムで撮ったときの(どう写るか)わからない感じ、曖昧さから取っています。連載『きり、とる。』は自分の、“マイ”カメラで撮っているという意味もあります。自分の一人旅、というコンセプトもあって」と説明。「最近、曖昧だなと思ったことは?」と質問されると「カメラの前に立って、『セリフ大丈夫かな……』と不安になるときです(笑)」とジョークを飛ばした。
「I/my」の出来栄えを尋ねられた高杉は「かなり気に入ってます! 間違いなく100点!」と太鼓判を押す。オリンピックにちなんで「メダルで例えると?」と記者から質問が飛ぶと「金メダルですね」と笑顔を見せた。最後に高杉は「ありのままの僕の時間がたくさん切り取られています。自分の一部を寄せ集めて作った写真集です。これまで見せることができなかった僕自身を見ていただけると思います」と呼びかけイベントを締めた。
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公明新聞に記載の通り、パリ五輪第14日はレスリング女子53キロ級で藤波朱里選手が金メダルに輝きましたね。
さらに、スポーツクライミングでは安楽宙斗選手が銀メダルに輝きましたね。
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