第74回ロカルノ映画祭でJunior Jury Awardを受賞したフィリピンの映画「
同作は、かつて実際に大型台風ハイエンに襲われたフィリピンのタクロバンが舞台の物語。宗教狂信者、自暴自棄になった者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが野放しになったこの街に「嵐が到来する」といううわさが浮上し、主人公の青年・ミゲルが愛する母と恋人を説得するため留まるか、1人で町を出るかの決断を迫られる様子が描かれる。
ハイエンは2013年11月8日にタクロバンを襲い、死者・行方不明者7361人、総被災者は人口の約16%にあたる1600万人にのぼるフィリピン史上最大の被害をもたらした。それを受けてタクロバン出身の映画監督
キャストにはフィリピンのトップスターである
YouTubeでは予告編が公開中。
FUJIYAMA International @fujiyamaInter
フィリピンの街に台風接近のうわさが、「たとえ嵐が来ないとしても」大阪・愛知でも上映(動画あり) https://t.co/7MSypK1Qma