ドラマ「
本作で生田が演じる主人公は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだ高校教師・笹岡りお。2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている彼女だが、愚痴をSNSの“裏アカウント”に吐き出し、優しい彼氏に話を聞いてもらって発散しながら、持ち前の元気と明るさでバランスを保っていた。物語は、そんなりおが初めての担任で3年生を任されることから展開していく。
地上波連続ドラマ初主演、初の高校教師役に挑む生田は「最初は『大丈夫かな?』『自分にできるかな?』という気持ちが大きかった。ですが、りおもそういうハードルを飄々と越えていけるような人間ではなく、全身でぶつかっていったり、たまには“おりゃー”と蹴飛ばしたりする。私も一緒に泥まみれ汗まみれになりながら奮闘する日々を送っています」と語る。また「脚本を読んで、こんなにセリフの多い役は初めてだったので覚えるのにヒーヒー言ってました(笑)。でも皆さんと作品の世界に入ると、不思議と自分から湧いて出てくるような言葉や感情に思えた。新しい発見でしたね」と続けた。
生田の印象を尋ねられた沢井谷玲奈役の茅島は「空気がすごくやわらかくなって、安心してお芝居ができる」と述べ、南田健吾を演じる鈴木も「生徒たちに囲まれて会話する様子とか、本当に先生らしかった」と明かす。小村悠馬役の橘は「生徒への目線がすごく温かかった」、宗方林檎役の永瀬は「カメラが回っていないときでも、生田さんを中心にみんなが集まっていく。本当に優しく包み込んでくれる」、小湊茉麻役の小栗は「猛暑の中での撮影が続いていたのですが、生田さんが冷たい飲み物やゼリーをくれて癒やされました」と撮影を回想する。生田は「あまり先生っぽいことをできていないんじゃないかと思っていたので、今初めてそういうお言葉を聞けてうれしいです!」とはにかむ。
萬田は、若い教師たちの感性に理解がある学園長・山城陽子役で出演。「今日初めて生田さんに会ったよう。新鮮な気分」と話す彼女は、現場での生田はまさに“笹岡先生”だったと絶賛する。常に小言を言っている教頭・中路克博を演じる柳沢は「第6話のあるシーンで(生田が)瞳をうるうるさせていたんですよ。感情移入がすごい!」と話す。生田は「私は慎吾さんのお芝居に心が動かされたんです」と笑みを浮かべた。
また、りおが教職に就くことを反対している母親・奈緒に扮する田中は「現場の雰囲気が本当によかった。生田さんは主役としてふさわしい、器の大きな子だなと思った。りおが家族に大切な話を伝えるシーンで『アドリブをさせてほしい』と、台本にはなかったセリフを言ってくれた。あれは感動した。芝居ってこういうことなんだなと逆に教えてもらった」と、生田に称賛の言葉を送る。りおの父親・秀樹役の高橋は「りおが癒やしでした」とコメントした。
生徒役のキャストたちは、最近の高校生の制服姿や流行を取り入れて役作りに励んだという。吉良萌子役の矢吹は「ギャルの役だったので口調を意識しました。『マジで』『ガチで』『お前』とか。普段使わない言葉ですし、それを大きな声で掛け合いするのが難しかったです」と苦労をにじませる。クラスの中でもやんちゃな生徒・大木戸光源を演じる小宮は「あまり学校に行っていないタイプの役。撮影が後半になるにつれて現場になじむことができて、みんなと仲良くなるのに時間がかかりましたね」と述懐した。
最後に生田は「何か問題が起きたときにどう対処するのか、りおを演じながらたくさん考えさせられました。このドラマは先生方に届いてほしいのはもちろん、いろんな価値観を持つ方々に楽しんでもらえたら。個性豊かな愛すべき登場人物たちが毎回活躍していますので、どんな変化や成長があるのか、ぜひご覧ください」とメッセージを送った。
「素晴らしき哉、先生!」はABCテレビ、テレビ朝日系で8月18日に放送スタートし、毎週日曜22時からオンエア。地上波での放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信が行われる。
素晴らしき哉、先生!
ABCテレビ・テレビ朝日系 2024年8月18日(日)スタート 毎週日曜 22:00~
※TVer、ABEMAにて見逃し配信あり
マカロニ @Shota_Today
8月18日 https://t.co/KIbUvY9E6I