安部公房の小説を映画化した「箱男」では、ダンボールを頭からすっぽりとかぶり、一方的に世界をのぞき見る“箱男”に魅せられたカメラマンの“わたし”が、自身も箱男としての一歩を踏み出すが、数々の試練と危険に襲われる様子が描かれる。永瀬が“わたし”、浅野が箱男の存在を乗っ取ろうとする“ニセ箱男”を演じた。
新写真に収められたのは石井、永瀬、浅野の3ショット。劇中で初めて対峙した“わたし”と“ニセ箱男”の姿も切り取られた。浅野との共演について、永瀬は「彼の演技を先に知ってしまうより、一緒にカメラの前に立ってみて『そうきたか!』と対峙するほうが面白い」と言及する。
「箱男」は3人にとって5度目のタッグ作。石井組の現場に関して、浅野は「『ここまで行ったほうがいいんだ』『ここまで行くものなんだ』という教えをどんどん叩き込まれてきた」とコメントし、永瀬も「リミッターを外さないと監督の思い描く世界に追いつかない」と続ける。石井本人は「お二人ともいろんな監督さんといろんな映画をやられているので、演技アプローチの幅がもの凄く広くて、両者もう大ベテラン」と述べた。
なお石井が
「箱男」は8月23日より全国ロードショー。
「箱男」公開記念「ELECTRIC DRAGON 80000V」トークショー付き特別上映
2024年8月18日(日)東京都 ユーロスペース
開映 17:00
<上映後舞台挨拶 登壇者(予定)>
石井岳龍 / 永瀬正敏
映画「箱男」予告編
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