悪ガキ3人組の冒険譚「リトル・ワンダーズ」公開、目指したのは“究極のこども映画”

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2023年の第76回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された映画「Riddle of Fire」が、「リトル・ワンダーズ」の邦題で10月25日に東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開決定。このたび本予告映像とポスタービジュアルが到着した。

「リトル・ワンダーズ」ポスタービジュアル

「リトル・ワンダーズ」ポスタービジュアル

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「リトル・ワンダーズ」場面写真

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悪ガキ3人組“不死身のワニ団”のアリス、ヘイゼル、ジョディの冒険が描かれる本作。ある日、ゲームで遊ぶ代わりに母の大好きなブルーベリーパイを作ることになった3人は、買い出しに行った店で謎の男に卵を横取りされてしまう。彼を追いかけたアリスたちだったが、“魔女”が率いる“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しいたくらみに巻き込まれることに。3人は森で出会った魔女の娘ペタルを仲間に入れ、ともに悪い大人たちに立ち向かう。

「リトル・ワンダーズ」ロゴ

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アリス役のフィービー・フェロ、ヘイゼル役のチャーリー・ストーバー、ジョディ役のスカイラー・ピーターズのほか、リオ・ティプトンアナリー・ティプトン)、チャールズ・ハルフォードローレライ・モートが出演。YouTubeで解禁された予告には、不死身のワニ団が大人に向かって空気銃を放つ姿や、彼らとペタルが友情を育む様子が映し出される。青空の下でモーターバイクにまたがる子供たちを捉えたビジュアルには、「こどもにかかればお手のもの」というコピーが添えられた。

本作で長編監督デビューを果たしたウェストン・ラズーリは、カリフォルニア芸術大学でグラフィックデザインやファッションデザインを学んだのち、映画制作を開始した新星。彼は本作について「誰もが『この世界に住みたい』、『彼らの一員になりたい』と思うような世界観を持つ、究極のこども映画を作りたかった」と語っている。物語の出発点には、子供の頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあるという。映画は16mmフィルムで撮影されており、ロケはラズーリの故郷である米ユタ州で行われた。

「リトル・ワンダーズ」の配給はクロックワークスが担当。

映画「リトル・ワンダーズ」本予告

ウェストン・ラズーリ コメント

誰もが「この世界に住みたい」、「彼らの一員になりたい」と思うような世界観を持つ、究極のこども映画を作りたかったんです。物語の出発点には、私が子供の頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあります。特に後者に関しては、よく遊んでいた年代物のボードゲームが、シンプルながら絵やデザインが凝った物で、子供ながらにとても魅力を感じました。その一方で「ジュマンジ」のような雰囲気もあって、一度ゲームを始めたら、ゴールするまで終わらない呪いのような引力もあります。まさにそんな映画を作りたかったので、本作の世界観に影響しています。また、自分が育ったユタ州で撮影できたのも、子供の頃を思い起こしながら創作できた理由の1つで、劇中に出てくるスーパーマーケットは、実際に私が子供の頃によく通っていたお店です。

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(c) RILEY CAN YOU HEAR ME? LLC

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