映画「
「怪盗グルー」シリーズの7年ぶりの新作となる本作では、グルー一家のもとに、ヘアスタイルも表情もグルーそっくりな“グルーJr.”が誕生することから物語が展開。そして、グルーが高校時代の同級生にして宿敵のマキシム・ル・マルと対峙するさまが描かれる。グルーに鶴瓶、マキシムに愛之助、グルーの正体を知り悪党を夢見る少女ポピーに山田が声を当てた。
鶴瓶は「(前作から)7年間空きましたから、もうこのシリーズは終わりなのかと思っていました」とジョークを飛ばし、「今回新作を作るというので、スタジオにこもって『ワー!』と演じていたらこんな声になってしまいました。まあもともとこんな声ですが……」と発言し会場を笑いに包む。さらに「感動するシーンもあって、最後には涙するところもあります」と鑑賞前の観客に見どころを伝えた。
愛之助は「マキシムは虫が大好き。今日は虫色の衣装で、マキシムの眼鏡をかけてきました」と説明。続けて彼は「役を引き受けたときは、歌うシーンがあると知りませんでした(笑)。譜面が送られてきて真っ青になりました。鶴瓶さんと歌わせていただけて、楽しかったです」と回想する。山田は「今回が声優への初挑戦だったので緊張しました。心に残っているのは、ポピーがグルーに近づいていくシーン。アフレコしながら『グルーと話してる!』と感じましたし、緩急がある面白いシーンになったと思います」とコメント。鶴瓶に「ポピーに顔が似てきたよね?」と言われ、山田は「うれしいですね」と頬をゆるませた。
グルーファミリーの三姉妹のうち、末っ子アグネス役で参加した児玉には「もし鶴瓶がお父さんだったらどんな夏休みを過ごしたい?」という質問が。児玉は「夜寝るときにお話ししてほしいし、朝はかわいいパンケーキを作ってほしいし、お出かけに行ったらキャンプファイヤーをして踊りたいし、鶴瓶さんは火の玉を作ったことがあると聞いたので肝試しをしたいです」と回答。鶴瓶は「人の話をよく覚えてるね!」と驚く。マキシムの彼女で共犯者・ヴァレンティーナ役の松本は「収録は(愛之助と)別々でしたが、一歩下がってマキシムについていく悪役に徹しようと演じました」と述べた。
ポピーの父ペリーと母パッツィにそれぞれ声を当てた三木と小林。三木は「ペリーはちょっと感じが悪い部分もあるのですが、彼の“息”がポイントかなと思い演じました。登場するキャラクターたちの色が濃いのでそこを楽しんでいただきたいです」と口にする。小林は「すべてのセリフに気持ちを込めて演じました。特に『アハ!!』という発声はオリジナル版の役者さんが大切にしているところだと思ったので、何度も練習していろんな『アハ!!』を入れております」とアピールした。
イベントでは、本作の公開を記念し“メガジェリーケーキ”が登場。児玉は「メガジェリー大好き! かわいい」と大喜び。鶴瓶は「なんでこんなの作ったんだろうなあ?」と不思議そうにつぶやき、笑いを誘った。最後に鶴瓶は「ラストはものすごく感動するので、ぜひ楽しみにしてほしいです。あっという間の1時間半です」と呼びかけイベントを締めた。
監督をクリス・ルノー、共同監督をパトリック・デラージが担当した「怪盗グルーのミニオン超変身」は全国で公開中。2Dと3Dに加えて、MX4D、IMAX、Dolby Cinema、ScreenX、ULTRA 4DX(旧4DX with ScreenX)などでスクリーンにかけられる。
映画「怪盗グルーのミニオン超変身」日本語吹替版予告
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