名作文学を映画化してきたジョン・ヒューストンの特集、劇場未公開作含む5本を上映

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上映企画「まだ負けたわけじゃない ジョン・ヒューストン特集」が、7月19日から8月8日にかけて東京・Strangerで行われる。

「光あれ」場面写真

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アメリカの映画監督ジョン・ヒューストンは、1941年にダシール・ハメットの小説を映画化した「マルタの鷹」で監督デビュー。その後も名作文学を原作にした映画を数多く手がけた。今回の上映では、キャリア初期の1940年代から晩年となる1980年代の作品より、日本の劇場で初公開される作品を含んだ5本がセレクトされている。

「勇者の赤いバッヂ」場面写真 The Red Badge of Courage (c) 1951 WBEI

「勇者の赤いバッヂ」場面写真 The Red Badge of Courage (c) 1951 WBEI[拡大]

「禁じられた情事の森」場面写真 Reflections in a Golden Eye (c) 1967 WBEI

「禁じられた情事の森」場面写真 Reflections in a Golden Eye (c) 1967 WBEI[拡大]

「ゴングなき戦い」Fat City (c) 1972 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

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「ザ・デッド/『ダブリン市民』より」場面写真 Images Courtesy of Park Circus/ITV Studios

「ザ・デッド/『ダブリン市民』より」場面写真 Images Courtesy of Park Circus/ITV Studios[拡大]

ラインナップに入ったのは、第2次世界大戦での体験による戦争神経症に苦しむ兵士たちの治療の様子を収めたドキュメンタリー「光あれ」、南北戦争の前線から逃げ出した新兵が戦場へ戻る決心をする「勇者の赤いバッヂ」、カーソン・マッカラーズの小説をもとにし、マーロン・ブランドエリザベス・テイラーが共演した「禁じられた情事の森」。また、かつてボクサーであったヒューストンがレナード・ガードナーの著作を映画化したボクシング映画「ゴングなき戦い」、ジェイムズ・ジョイスの短編集を原作に、パーティに集う人々の一夜を描いた遺作「ザ・デッド/『ダブリン市民』より」もスクリーンにかけられる。「禁じられた情事の森」はヒューストンの希望に反して早々に打ち切られたgold-hued version(ゴールド染色版)で上映。「ゴングなき戦い」は日本の劇場未公開作で、長らくDVD化もされていなかった。

7月26日の「ゴングなき戦い」上映後には、三宅唱が登壇してトークショーを行う。チケット予約は7月24日より映画館公式サイトおよび劇場窓口で受け付ける。詳細は公式サイトでご確認を。

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Ko-Z @particolare1964

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