7月12日に公開を控える韓国映画「
本作はかつて韓国の沖合で密輸犯罪がさかんに行われていたという史実にもとづく海洋クライムアクション。1970年代半ば、漁村クンチョンでは、海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女が失職の危機に直面していた。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ったチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかける。
「国家が破産する日」のキム・ヘスがチュンジャ役、「人生は、美しい」のヨム・ジョンアがジンスク役でダブル主演。監督を務めたのは、「モガディシュ 脱出までの14日間」の
密輸王クォンは、事業家の顔と悪徳密輸業者の顔を巧みに演じ分けるカリスマ的存在。映像には密輸ビジネスの覇権争いが激化する中、敵対するチンピラ・ドリの軍団がクォンのいるホテルへ乗り込んできて、大乱闘が始まるシーンが収録された。クォンはたった1人で大勢のチンピラを相手に、顔についた返り血も気にせず、ナイフ片手に応戦。殺気に満ちた表情と素早いアクションの連続に圧倒されるシーンとなっている。
チョ・インソンは劇中のアクションについて「より一層がんばりたいという思いが強く、型を徹底的にすべて覚えた状態で撮影に臨んだので完成度が高いのではないか」と語り、リュ・スンワンも「本作ではエネルギッシュでかっこいい、キャラクターの個性やクールさが目立つようなアクションシーンが見られるのではないかと思います」と自信をのぞかせた。
なお公開に合わせての来日が決まっているチョ・インソン。初日である7月12日には東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて、映画の上映後にグッズ抽選会などでファンと交流する予定だ。翌7月13日には東京・新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャインでの舞台挨拶に登壇する。
映画「密輸 1970」本編映像
チョ・インソンの映画作品
リンク
映画ナタリー @eiga_natalie
チョ・インソンがナイフ片手に壮絶バトル!「密輸 1970」本編の一部解禁(コメントあり)
https://t.co/yYcLjivLNW
#密輸1970 #リュ・スンワン #チョ・インソン https://t.co/oMMugRLcyo