映画「
第76回カンヌ国際映画祭のある視点部門でグランプリを受賞した本作は、ティーンの友情や恋愛、セックスが絡み合い展開する青春物語。卒業旅行でギリシャ・クレタ島を訪れたタラ、スカイ、エムの夏休みが描かれていく。「SCRAPPER/スクラッパー」の撮影監督を担った
本編映像にはクレタ島のリゾート地・マリアに降り立った3人が夜明け前の冷たい海に飛び込み、「2人とも愛してる」「人生最高のホリデーにしよ!」と抱き合う姿を収録。本作は実際にクレタ島の町マリアで撮影されている。
「HOW TO HAVE SEX」は7月19日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開される。
映画「HOW TO HAVE SEX」本編映像
バービー(フォーリンラブ)コメント
ベース音だけが胃に響き、音も光も入ってこないクラブのあの孤独感。心がおろし金ですりおろされていくような、あの痛み。わかる。わかるよ! SEXって、ラブリーでロマンチックなものだと思ってた。
加藤ナナ(モデル / タレント)コメント
あの痛みも苦しみもいつかきっと抱きしめたくなる。愛おしくなる。高く飛ぶ為に、愛を知る(思い出す)為に深く深くしゃがむ事の大切さが描かれていると感じました。あらゆる失敗はすべて宝物だ!!!
宇垣美里(フリーアナウンサー / 俳優)コメント
私たち一緒なら最強 そんな女友達さえいたら最高のはずなのに 一人でいる時のたまらない不安と孤独もまたティーンのそれで。追い詰められていくタラの表情、その心の機微に胸がぎゅっと苦しくなった。ああ、今すぐ彼女を抱きしめたい。
枝優花(映画監督 / 写真家)コメント
あのときこうしてればよかったのでは? と起きてしまった出来事に あれこれ考えてしまうことが多いなか この映画はそれよりも 深い悲しみや負った心の傷が 彼女のこれからの人生において どうか行手を阻むものにならない世界であってほしいし そうでなければならないと強く願うものだった。
松田青子(小説家)コメント
何十年も前に描かれるべきだった画期的な傑作。性体験がないことを恥じる文化では、これはおかしい、という自分のシグナルをキャッチできなくなってしまう。「性的同意」とは、互いの声を聞くこと、そして何よりもまず、自らの声を聞くことなのだ。
シオリーヌ(大貫詩織 / 助産師・YouTuber)コメント
「みんなはいつ経験したの?」「誰と? どんなことを?」そうした焦りが本心を飲み込んでいく様に、もどかしく思いながらも共感する。性体験のアリナシであなたの価値は変わらない。そう教えてくれる人は、あまりにも少ない。
松林麗(松林うらら / 映画監督・映画プロデューサー・俳優)コメント
笑って誤魔化すことが精一杯だった───虚構と現実の狭間に置かれた、少女の身体。複雑に刺さるネオンの光と、性的同意の闇。生き延びる為の、新しい語りの型を世界に魅了し、鮮やかに突き抜けた青春映画の傑作。
ISO(ライター)コメント
真に「性的同意があった」と言えるのは、互いに行為を望む積極的な意思表示があった場合のみ。酒の勢いやノリ、ムードに任せて「YES」を引き出しただけの行為がどれほど心に深い傷を残すのか、私たちはこの物語を通じて肝に銘じるべきだ。
映画ナタリー @eiga_natalie
ティーンの友情や恋愛描く「HOW TO HAVE SEX」にバービー、宇垣美里らコメント(本編映像あり)
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