映画「Wicked」邦題は「ウィキッド ふたりの魔女」、2025年春に公開決定

2003年に初演されたミュージカルの映画化作品「Wicked」が「ウィキッド ふたりの魔女」の邦題で2025年春に公開決定。特報とポスタービジュアルが解禁された。

映画「オズの魔法使」の前日譚として執筆された小説を原作に、自由の国オズで外見も性格もまるで異なる2人の魔女が、やがてオズの国の運命を大きく変えていくさまを描いたミュージカル「ウィキッド」。日本でも劇団四季によって上演され、2023年には東京で10年ぶりに再演された。8月15日には大阪公演の開幕も控えている。

映画では「ハリエット」のシンシア・エリヴォが“西の悪い魔女”エルファバ役、シンガーソングライターとしても活躍するアリアナ・グランデが“南のよい魔女”グリンダ役で主演。2人が通うシズ大学の威厳ある学長マダム・モリブル役に「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨー、伝説のオズの魔法使い役に「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラムが扮している。

監督を務めたのは「クレイジー・リッチ！」「イン・ザ・ハイツ」のジョン・M・チュウ。舞台版を手がけた脚本のウィニー・ホルツマン、作詞・作曲のスティーヴン・シュワルツが映画版でも同じ役割を担う。

YouTubeで公開中の特報は「人は邪悪に生まれるの？ それとも邪悪になっていくの？」という問いかけから幕開け。オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバとグリンダは、寄宿舎で偶然ルームメイトに。緑色の肌と魔法の力を持つエルファバと、野心的で人気者だが魔法の才能がないグリンダ。2人は最初こそ衝突し合うが、次第に友情を深め、ともに偉大な魔法使い・オズのもとへと旅立つ。

「ウィキッド ふたりの魔女」は東宝東和が配給を担当。なお映画は2部作で全米では第1部が2024年11月、第2部が2025年12月に封切られる予定だ。

映画「ウィキッド ふたりの魔女」特報