アニメーション映画「
高校生の彼方を主人公に据えた「数分間のエールを」は、MVの制作に没頭する彼が、音楽の道をあきらめた教師である夕の楽曲を耳にしたことから物語が展開する。ヨルシカのMVやアニメ「可愛いだけじゃない式守さん」のエンディングを手がけた映像クリエイターチーム・Hurray!が映像統括を担当し、花江夏樹が彼方、伊瀬茉莉也が夕に声を当てた。
夕が音楽をあきらめる前、最後に制作した自身100曲目の楽曲「未明」は、彼方が強く心を動かされミュージックビデオの制作を熱望した曲だ。そのため「未明」MVは2人にとってモノづくりの“集大成”であり、“始まり”を象徴するもの。映像にはキャンバスに向かう膨大な数の人々が登場し、そのうちの1人である髪の赤い女性が創作に苦悩しながら、何度も絵を描き続ける様子が映し出される。歌唱は
Adoは「新しく美しい作画で、クリエイターの『モノづくり』の部分をしっかり見せながらも、美化せず現実的な部分にまっすぐフォーカスした素晴らしい作品だと思います」「今向き合っている人はもちろん、それが過去になり違う場所へ歩き出した人、たくさんの方に是非見ていただきたい作品だと思いました」とコメント。水溜りボンドのカンタは「努力をせずに夢を叶えた者、どれだけ努力しても夢が叶わない者。この作品は、そういった現実に正面から向き合っていて、努力と夢の複雑な関係を改めて考えさせられる、素晴らしい作品でした」とつづった。
映画「数分間のエールを」織重夕「未明」MV
Ado(歌い手)コメント
努力の分だけ報われるわけではない。
向き合った分だけ応えてくれるわけではない。
作った分だけ喜ばれる世界ではない。
繰り返しているうちにそんなことをしている自分が馬鹿馬鹿しくなり、
そんな自分をそこに置いて、遠いところに行ってしまおうと思う。
それでも好きなものはどうしても好きで、
どれだけ雨が振ろうとも日が差す未来を、誰かを想うことを止められない。
新しく美しい作画で、クリエイターの「モノづくり」の部分をしっかり見せながらも、
美化せず現実的な部分にまっすぐフォーカスした素晴らしい作品だと思います。
今向き合っている人はもちろん、
それが過去になり違う場所へ歩き出した人、
たくさんの方に是非見ていただきたい作品だと思いました。
カンタ(水溜りボンド / 動画クリエイター)コメント
私は10年間インターネットで活動してきました。振り返れば3000本以上の動画を制作してきましたが、この作品はその中の、特にはじめの2年間の疾走を鮮烈に思い出させてくれました。
情熱、才能、嫉妬。これらは常に日常の中で巻き起こるテーマです。努力をせずに夢を叶えた者、どれだけ努力しても夢が叶わない者。この作品は、そういった現実に正面から向き合っていて、努力と夢の複雑な関係を改めて考えさせられる、素晴らしい作品でした。
ゆある(アーティスト)コメント
歌うことを諦めかけた瞬間は幾度もありました。
それでも諦めきれなかったのは、
音楽が、どうしようもないほどに好きだったから。
“好き”という純真な感情から溢れ出るエネルギーは、きっと強い。
好きと好きが重なれば、それはもっと強い!
時間を忘れるほどに夢中になって、歌を録っていた青く眩しい日々が、自分にもあったことを思い出しました。
創作において忘れずにいたい、まっすぐな心のエールをありがとう!
吉乃(歌い手)コメント
今にも走り出したくなるような疾走感あふれる展開とともに、どれかひとつのピースでも欠けていたら成し得なかった奇跡だと感じました。
果てしなく孤独な「創作」という世界で、クリエイターひとりひとりが今この瞬間もいのちを燃やしている。
同じくクリエイティブな世界で生きる自分も、そんな奇跡の積み重ねの中で生かされているのだと改めて気付かされました。
この世に絶対なんて無いとよく言いますが、クリエイティブには人生を変える力があります。絶対にです。
久しぶりに人生そのものにときめくことができた作品でした。燃ゆるようにアツいエール、しかと受け取りました。
Maverick Mom(アーティスト)コメント
彼方の好きなことに熱中することの尊さ、そこから夕先生を後押しする彼方の熱意がとてつもなく眩しくて、僕も音楽という好きなことに熱中できている今、彼方の想いから僕自身も音楽が大好きだということを再認識出来ました。
モノを創ること以外にも夢中になれるものがある人、自分がまだ何者なのかわからずもがいている人、映画を観た全ての人の心に夕先生の歌が、彼方のMVのまさにこの数分間が、あなたへのエールとなるはずです!
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フナと納豆のひと🔥(元マンボウ拾ったひと) @wormanago
彼方と夕と外崎大輔で作り上げた作品のはずだろ!!!!!(※個人の感想です) https://t.co/Fa6dsBpwEM