全10話のドラマシリーズ「七夕の国」の配信直前特別試写イベントが本日7月3日に東京・室町三井ホール&カンファレンスで行われ、キャストの
配信スタートを明日に控え、細田は「めちゃくちゃ楽しみです! 自分の作品が世の中に出るときは緊張や不安も普段は混じるんですが、この作品は大丈夫だろうと思っています」と笑顔を見せる。また役作りに話が及ぶと「監督からは『お芝居を軽くしてほしい』としか言われなかったんですが、本読みの段階ではまったく意味がわからず。撮影3日目ぐらいまで頭を抱えていました」と明かす。これを横で聞いていた瀧は「(細田は)超能力者の話なんで、強めのキャラクターを用意してくれていたんです。だからもっと自然でいいと言いました」と語った。
5年ぶりのドラマ出演となった三上が演じたのは失踪した大学教授・丸神正美。彼が「現実をぶっ飛ばしているこういう作品が好きなんです。不思議な役なので多くは語れませんが、最後は大変だったね」と笑うと、細田もうなずきながら「大変でしたね。あのシーンを撮るのに3日掛かりました(笑)」と思い返した。
藤野はCGやワイヤーアクションを使う作品が初めてだったそうで「こんなに筋肉痛になるんだ!って。精神面、体力面は大変でしたが撮影は楽しかったです」と笑顔でコメント。幸子の兄・東丸高志に扮した上杉は「ナン丸と同じ能力を持っていて、幼少期からトレーニングを受けてきたんですが、才能がないことを親に突き付けられてゆがんでいる人物」と役柄を紹介し、「卑屈で、自分の思いの吐き出し方をずっと間違い続けている寂しくて悲しい男なんです。そういった寂しさや悲しさを裏に隠しながらお芝居ができたらと思って演じていました」と言及する。
ナン丸とともに球体の謎を追う大学の助教授・江見早百合を演じた木竜は「“丸神の里”という町は知らなくても、視聴者の方はなんとなく“この感覚”はわかるかもとか、でもなんか不安だなって感じるんじゃないかと思っているんです。それが一気に回収されるリズム感がこのドラマの魅力だと思います」とアピールした。
司会から「役がめちゃくちゃハマってました!」と絶賛されたのは、怪しげなセミナーを開く八木原昭に扮した金田。「普通にやったらうさんくさくなっただけです」と言って会場の笑いを誘い、「ちょうど大学でスピーチする謎の社長キャラをコントでやっていたんです。そのままやったらイケました!」と説明する。
イベント終盤には「七夕の願いごとで手に入れたい力」といったテーマで、細田、上杉、三上がトークするコーナーも。三上が「自分を見通す能力」と答えたあとに、「天気を操る能力が欲しい」「髪を自在に伸ばしたり縮めたりしたい」とぞれぞれ解答した細田と上杉は「子供っぽくてごめんなさい(笑)」と照れていた。
最後に細田は「映像制作の第一線であるディズニープラスで、実写化するならこれ以上のものはないだろうという映像ができたと思っています」と自信を見せ、「超常ミステリーを全身で楽しんでいただいて、そのあとに観た方がどんなものを感じるのか楽しみです」と期待を膨らませてイベントの幕を引いた。
「七夕の国」は、明日7月4日よりディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で独占配信。
ディズニープラス「七夕の国」本予告
細田佳央太の映画作品
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