TBS系連続ドラマ「
本作は徹底して家事をしない38歳独身女性・西園寺一妃と、歳下の訳ありシングルファーザー・楠見俊直の風変わりな同居生活が描かれるラブコメディ。アプリ制作会社・レスQで働く西園寺さんを松本、同社に転職してくる楠見を松村が演じ、楠見の娘・ルカ役に倉田が選ばれた。
司会進行はレスQの社長・天野竜二役の藤井と、西園寺さんの親友・宮島陽毬役の野呂が担当。2人は「TBSアナウンサーの藤井隆です!」「新人アナウンサーの野呂佳代と申します!」とそれぞれ挨拶し会場を盛り上げる。
第1話の試写会後に行われた本会見。「皆さんに観ていただけたのが幸せ」と感慨深そうな様子を見せる松本は、撮影の雰囲気について「とにかく明るい! そして“かわいい”が大渋滞しています。西園寺家はワイワイガヤガヤしていて、レスQは先輩方が持ち上げてくれている。親友の2人を含め、それぞれの中に異なる“西園寺さん”がいますので、いろいろな顔を演じられたら」とコメント。初共演となる松村については「“ほっくん”と呼ばせていただいていますが、役が入って“くっすん”になっちゃうこともあります(笑)」と語った。
一方で松村は、倉田とコミュニケーションを取りつつ「カットがかかったあとも『パパ抱っこ』とか『一緒に座りたい』というふうに言ってくれたりする。撮影と関係なく人間関係が作れているのがうれしい」とほほえんだ。
歌って踊る料理系YouTuber・横井和人に扮する津田は「情報量が多い役ですよね(笑)」と言いつつ「踊りは孤独な闘いで、“簡単に見えて難しい”という状況ですが楽しく練習しています。歌も『恋の花咲く六本木』と不思議な歌詞で面白いですね」と振り返り、「世間の話題になるのでは」と口にする塚本から「YouTuberになられたらどうですか?」と提案される。そしてレスQで西園寺の後輩となる武田英美里役の横田は「藤井さんがたくさん笑わせてくれるんです!」と発言し、家事については「1日1回は掃除機をかけたりします」と自信満々に述べた。
同じく「藤井隆がほんまに笑かすんですよ」と告白する濱田は、レスQのレシピコンテンツ制作担当・佐藤千沙子役で出演。「笑かしてからすっと自分は去っていく。そして向こうからニヤニヤしながら反応を見てるんです」と訴えると「こっちは真剣にやってます!」と藤井からツッコまれる。さらに西園寺さんの高校時代からの親友・小西洋介役の塚本は「僕は主となる話にはまったく絡まないんですよ」と嘆きつつ「でも幼なじみだからこそ西園寺さんが気付いていない気持ちを代弁できるので、めちゃくちゃキーパーソン」とも分析。続けて「セットがきれいで美術さんに助けられている」とたたえる藤井は、番宣の際にずんの飯尾から「いい会社作ったね」と褒められたというエピソードを明かした。
トークの随所にコミカルな反応をしたり、小さく歌うなど出席者を楽しませる倉田。そんな彼女に目線を送りつつ、松村は「瑛茉ちゃんと過ごすと『これってこういうことなんだ』と毎日が1歩ずつ深くなっていく。育児をされている方にとって解像度の高い作品ですね」と言及する。加えて松村が倉田について「最近(手を拳銃の形にして)『バーン!』ってやるのが好きなんですよね」と打ち明けると、藤井が「おっちゃんにやってみる?」と近づき、倉田から「バーン!」とされたあとに「うわー!」と言いながら倒れ込む一幕も。さらに松村が「倒れ際に“普通のこと”を言うのが(倉田にとって)面白いそうで」と付け加えると、次に挑戦した野呂は倒れつつ「右向け、右……」とつぶやいていた。
イベントの中盤には、観客と第1話を観た原作者のひうらさとるがサプライズで登場。「変な人しか出てこないのが面白くて(笑)、特に楠見くん。(松村の)ファンの方は大丈夫なのかなって」と心配すると、観客から温かい拍手が。そしてひうらから出席者に似顔絵がプレゼントされると、驚きと感嘆の声に包まれる中で松本は「宝物です、本当にうれしい」と、ひときわ胸がいっぱいの様子を見せていた。
「西園寺さんは家事をしない」は7月9日にスタートし、毎週火曜の22時から放送。脚本を宮本武史と山下すばるが手がけ、演出を竹村謙太郎、井村太一、山本剛義、渡部篤史が担当する。
日向 @17_mhj68
【制作発表レポート】松本若菜&松村北斗「西園寺さんは家事をしない」で“かわいい”が大渋滞の撮影回想 https://t.co/fTKeW89p1m